骨格矯正とは?その特徴と特性をわかりやすく解説|身体の土台から健康を整える

2025年07月23日

「姿勢が悪い」「肩こりや腰痛が治らない」「何となく体が重い」──そんな悩みを抱えていませんか?

その原因、もしかすると「骨格の歪み」にあるかもしれません。

近年注目を集めている「骨格矯正」は、単なるマッサージとは異なり、身体の“土台”である骨格を整えることで、全身のバランスを取り戻し、不調を根本から改善していくアプローチです。

骨格矯正の特徴や特性、効果的な施術の仕組み、そしてどんな人に向いているのかなどをわかりやすく解説します。


【1. 骨格矯正とは?】

骨格矯正とは、骨盤や背骨など身体の軸となる部分の「歪み」や「ズレ」を調整し、全身のバランスを整える施術方法です。

人間の体は、重力下で二足で立つという非常に不安定な構造です。

その中で、骨盤や背骨がほんの少し傾くだけでも、頭や肩、股関節、膝、足先にまで連鎖的な負担がかかり、さまざまな不調が現れます。

骨格矯正は、こうした構造的な歪みを見極め、正しい位置に導くことで、

  • 筋肉の緊張を緩め
  • 関節の動きをスムーズにし
  • 神経の流れや内臓機能の働きを回復させる
    という効果が期待できます。

【2. 骨格矯正の特徴と他の施術との違い】

マッサージやストレッチなどと異なり、骨格矯正の最大の特徴は「身体の構造そのものにアプローチする」という点です。

◆主な特徴:

■1. 身体の“土台”に着目する
骨盤や背骨は、身体の重心や姿勢を支える土台です。
この軸が歪むと、いくら筋肉を緩めても根本的な解決にはなりません。
骨格矯正は、まず“土台”を整えることを重視します。

■2. 痛みの“原因”を探る
「肩が痛い」「腰が重い」などの症状はあくまで“結果”です。
骨格矯正では、「なぜそこに負担がかかっているのか?」という原因を探し、根本から解消していきます。

■3. 可動域(動き)の変化を重視
骨格矯正の成果は「痛みが減ったかどうか」ではなく、「本来の動きができるようになったかどうか」で評価します。
つまり、治ったかどうかの基準は“動き”なのです。

■4. 非衝撃・安全性の高い施術
矯正というと「バキバキ鳴らす」といったイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には“慣性”や“方向性”を活かしたソフトで安全な手技が主流です。

■5. 全身への影響を考慮する
例えば骨盤の歪みが、頸椎の傾きや肩こり、さらには内臓の働きにまで影響を及ぼすことがあります。
骨格矯正では、全身を一つのつながりとして診ていきます。


【3. 骨格矯正の代表的な効果】

  1. 姿勢の改善
    猫背・反り腰・巻き肩など、見た目の悪さだけでなく呼吸や内臓圧迫にもつながる姿勢の問題を改善します。
  2. 慢性的な痛みの軽減
    肩こり・腰痛・膝痛など、繰り返す痛みの背景には構造の歪みがあることが多く、骨格を整えることで再発しづらい体に。
  3. 呼吸が深くなる
    胸郭の可動が広がると、肺がしっかりと膨らみやすくなり、呼吸が深くなります。自律神経の安定にも効果的です。
  4. 内臓機能・代謝の向上
    骨格のバランスが整うと、神経の流れや血流が改善し、内臓の働きや基礎代謝の向上が期待できます。
  5. 冷え・むくみの改善
    骨盤の歪みや下半身のアンバランスが、血流やリンパの滞りにつながります。骨格矯正によって循環がスムーズになります。
  6. 運動パフォーマンスの向上
    可動域が広がり、筋肉の出力が正しく働くことで、日常動作やスポーツパフォーマンスも向上します。

【4. どんな人に骨格矯正はおすすめ?】

・デスクワークで姿勢が崩れがちな方
・マッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまう方
・産後に骨盤の開きや歪みが気になる方
・スポーツや趣味のパフォーマンスを高めたい方
・慢性的な肩こりや腰痛に悩まされている方
・呼吸が浅く、疲れやすい・眠りが浅いと感じる方

こうした方は、筋肉や患部だけを見るのではなく、「構造そのもの」を整える骨格矯正を一度試してみる価値があります。


【5. 骨格矯正の注意点・よくある質問】

Q. 骨格矯正って痛くないの?
→ 強い力で無理に矯正することはありません。個人の状態に合わせた力加減で行いますので、痛みが出ることはほとんどありません。

Q. どれくらい通えばよくなりますか?
→ 初期は週2回程度の矯正を3~5回続け、その後は月1~2回のメンテナンスで安定する方が多いです。
10年後の健康と笑顔を最大化するを目標に施術をご提案させていただきます。

Q. 矯正の効果はどのくらい持続しますか?
→ 生活習慣や姿勢が大きく関わります。施術+セルフケアを組み合わせることで、効果が長く持続します。

Q. 誰でも受けられますか?
→ 基本的には年齢問わず受けられますが、重度の骨粗鬆症、急性のケガ、術後まもない方などは施術前に相談が必要です。


【6. 骨格矯正の未来と“予防”という考え方】

「痛くなってから治す」のではなく、「壊れる前に整える」ことが、これからの健康の新しい常識です。

骨格矯正は、今ある症状を取るだけでなく、未来の自分の体を守る“投資”でもあります。

10年後も、自分の足で歩き、好きなことを楽しめる身体をつくるために。

今この瞬間から、「整える」ことを始めてみませんか?


【まとめ】
骨格矯正は、「姿勢を整える」「不調を改善する」だけでなく、

  • 神経や内臓の働きを高め
  • 呼吸を深くし
  • 人生をアクティブにするための土台をつくる

そんな力を秘めた技術です。

もし、今の身体の状態に不安や違和感を感じているなら、ぜひ一度、「骨格から整える」という選択肢を取り入れてみてください。

あなたの身体は、きっともっと楽に、自由に動けるはずです。

脳の左右差と身体の不調:石器時代からの習慣が現代の私たちに与える影響

2020年09月6日

脳の左右差と身体の不調:石器時代からの習慣が現代の私たちに与える影響

私たちの身体は、日々の生活の中で繰り返される動きの習慣によって、左右に微妙な差が生じます。特に利き手による影響は大きく、右利きの方と左利きの方では、身体の使い方が大きく異なります。

時折、その法則に当てはまらない「逆手」の方もいらっしゃいますが、多くの場合、この「左右差の法則」に従っていると言えるでしょう。

なぜ左右差が生じるのか? 古代からのDNAに刻まれた「螺旋の動き」

この身体の左右差、そして動きの習慣が脳の機能にまで影響を及ぼしていると考えると、まるで不思議な話のように聞こえるかもしれません。しかし、私は日々の臨床の中で、この「螺旋状の動き」が細胞レベル、さらには遺伝子レベルで私たちの身体に組み込まれているのではないか、と思いを馳せることがあります。

例えば、人間の身体の構造や、植物のツルが伸びる様子、DNAの二重螺旋構造など、自然界には螺旋状の動きが数多く見られます。

これは偶然ではなく、効率性や安定性、生命活動の維持に不可欠な普遍的なパターンなのかもしれません。私たちのご先祖様たちが長い歴史の中で培ってきた生活の習慣が、この左右差や動きの質のベースとなっていると想像すると、非常に興味深いものです。

 

日常臨床で見られる「左右差」の顕著な現れ

この左右差が特に顕著に現れるのは、神経痛や脳梗塞などで神経が正常に機能していない時です。

  • 三叉神経痛や顔面神経痛でお悩みの方は、痛みや麻痺によって特有の表情を作り出します。顔の片側だけが引きつったり、動きが制限されたりすることで、左右のバランスが大きく崩れて見えることがあります。これは、特定の神経経路が障害されることで、その神経が支配する筋肉の機能が左右で異なってしまうために起こります。
  • **脳血管障害(脳梗塞など)**によって神経機能が低下してしまった方は、また違った形で表情筋の状態を作り出します。顔面麻痺が生じた場合、片側の顔が垂れ下がったり、表情が作りにくくなったりします。これもまた、脳の特定の部位が損傷を受けることで、そこから出る神経伝達が左右でアンバランスになる結果です。

これらの事例は、脳機能の左右差や、それが動きの質に与える影響を考える上で、多くの気づきを与えてくれます。

顎関節症と脳の左右差:なぜクリック音が生じるのか?

顎関節症は、まさにこの身体の左右差が顕著に現れる典型的な状態の一つです。顎を開閉する際に「カクカク」と音がしたり、痛みが生じたり、口が大きく開けられなくなったりする症状は、多くの場合、顎関節の左右のバランスが崩れているために起こります。

なぜこのような左右差が顎関節に生じてしまうのでしょうか? 私たちは、その根本的な原因を探る必要があります。

 

古代の習慣が現代の身体に刻んだ「手の役割分担」

ここからは少し顎から離れてしまいますが、ぜひ想像力を働かせてみてください。

それは、大昔の人類のご先祖様たちが、日々の生活、特に石器作りといった習慣の中で培ってきた「手の役割分担」が、現代の私たちの脳機能や身体の左右差にまで影響を与えているのではないか、という仮説です。

イメージを掴むために、大昔の人類が使ったのと同じような石を集めて石器作りをしてみましょう。石器作りには「削られる石(原石)」と「削る石(ハンマー石)」があります。

通常、右利きの人が石器を作る場合、「削られる石」は左手で持ち、「削る石」は右手で持って、右手の石を振り下ろします。

  1. 右手の役割:繰り返しと再現性 右手の「削る石」は、常に同じような角度とスピードで振り下ろされることが効率的な作業に繋がります。この「同じ動作を繰り返し、安定して作り出す」という動きは、非常に高い再現性と効率性が求められます。つまり、右手は「動きのパターン化と再現性」を得意とするように発達したと考えられます。
  2. 左手の役割:微調整と空間認識 一方、左手の「削られる石」は、振り下ろされてくる石がちょうどよく当たるように、位置や向きを微妙に、かつ正確に調節する必要があります。この「微調整を行う正確さ」こそが、人類の手先の細やかさを培ってきた機能です。そして、この作業の中には、「左手にこそ、最終的に作り出すべき石器の完成形(図形イメージ)」があり、それを実現するために必要な角度や位置を空間的に認識し、微調整する能力が求められたと想像できます。

 

脳の役割分担との共通点

このような古代の石器作りという動作を通して考えると、現代の脳の役割分担との共通点が見えてきます。

  • 左手(右脳)の役割:図形イメージ、空間認識、全体像の把握 左手を使った微調整や完成形のイメージ把握は、右脳が図形イメージや空間認識、全体像の把握をつかさどる現在の役割分担と非常に符合します。右脳は、直感的で創造的な思考、非言語的な情報処理に優れていると言われます。
  • 右手(左脳)の役割:動きの再現性、微調整、論理的思考 右手を使った繰り返し動作やその精度を追求する機能は、左脳が言語、論理、分析、そして動きの再現性や微調整を得意とする現在の役割分担と共通します。左脳は、正確でパターン化された動きや、計画的な思考、細かい作業に優れていると言われます。

もちろん、逆パターンの左利きの方もいらっしゃるので一概には言えませんが、多くの方がこの右利きのパターンに当てはまる中で、このパターン化された動きの習慣から、私たちの身体には少なからず「歪み」が生じていることを、皆さんも薄々感じているのではないでしょうか。

 

現代生活と「歪み」:コロナ禍がもたらした新たな気づき

現代社会においても、私たちは無意識のうちに特定の動作を繰り返しています。例えば、スマートフォンの操作、パソコンのキーボード入力、特定のスポーツ活動など、利き手を偏って使う場面は数多くあります。

特に、近年のコロナ禍で在宅ワークが普及したことにより、多くの方がこれまで以上に長時間同じ姿勢で作業したり、特定の動作を繰り返したりする機会が増えました。これにより、これまで感じなかった身体の不調、例えば肩こりの悪化、腰痛の発生、首の痛み、眼精疲労、そして顎関節の不調などを訴える方が増加しています。

これは、日常生活における「動きのパターン化」が、身体の左右差や歪みを助長し、やがては症状として現れている良い例と言えるでしょう。

 

根本改善への第一歩:生活パターンを見直す機会に

身体の不調や歪みを根本から改善するためには、単に症状が出ている部分を施術するだけでなく、「なぜその歪みが生まれてしまったのか?」という、あなた自身の生活パターンの中に潜む原因を見つけ出すことが非常に大切です。

  • 普段、パソコンのマウスはどちらの手で使っていますか?
  • スマートフォンを持つのはどちらの手が多いですか?
  • 座る時の姿勢に偏りはありませんか?
  • バッグを肩にかけるのはいつも同じ側ですか?

ご自身の日常生活の癖や習慣を客観的に見つめ直すことで、身体の歪みや不調の「根本原因」に気づくことができるかもしれません。

浜田山CAZU整骨院では、単なる施術だけでなく、患者様一人ひとりのライフスタイルや身体の癖を詳しくカウンセリングし、根本的な原因を見つけ出すサポートも行っています。

石器時代からのDNAに刻まれた習慣に思いを馳せつつ、現代の生活パターンから生じる歪みを見つけ出し、健康で快適な毎日を取り戻すための一歩を踏み出してみませんか?

【呼吸と健康】自粛生活で悪化した肩こり・首こりをセルフケアで改善!

2020年04月30日

【呼吸と健康】自粛生活で悪化した肩こり・首こりをセルフケアで改善!

こんにちは。浜田山CAZU整骨院です。

コロナウイルスの流行以降、生活様式が一変しました。

外出の機会が激減し、テレワークや在宅勤務が常態化したことで、肩こりや首こり、姿勢の乱れや睡眠の質低下を訴える方が急増しました。

こうした中で、当院では「呼吸の質」に着目し、セルフケアや予防のアプローチを提案しています。

こんな時期だからこそ、自分の身体と向き合う

外出自粛やリモートワークによって、運動量は減少し、同時に心身の緊張状態が続いています。感染の不安や経済的なストレスも重なり、無意識のうちに呼吸が浅くなっている方も多いのではないでしょうか。

実は、初診で来院される方の多くが「肩こり」や「腰痛」を訴えています。しかし詳しく観察すると、首の前面が異常に緊張していたり、皮膚に伸びがなく、まるで“骨のように”硬くなってしまっている方が多く見受けられるのです。

要注意!首回りの皮膚と筋肉の硬さ

首や鎖骨周辺の皮膚が硬くなってしまうと、筋肉や関節の可動域も次第に制限されてしまいます。これが長く続くと、首や肩の変形にもつながり、姿勢の崩れや痛みを引き起こす原因にもなります。

セルフチェック:こんな方は注意!

  • 首まわりにシワが集まりやすい
  • 皮膚が突っ張っていて、伸びがない
  • 肩こりが慢性化している
  • 仰向けで寝づらく、息苦しさを感じる
まずは「保湿」から始めるセルフケア

意外と見落とされがちなのが、「皮膚の乾燥」です。皮膚が乾燥して硬くなってしまうと、その下にある筋肉や筋膜にも影響を及ぼします。まずは簡単にできるケアから始めましょう。

おすすめ保湿方法

  • ハンドクリームで首〜鎖骨まわりを優しくマッサージ
  • 入浴後すぐに保湿することで血流もアップ
  • 皮膚に“柔らかさ”を取り戻すだけで可動域が改善することも
自宅でできる呼吸トレーニング

外出自粛によって歩行量が減ると、自然と「腕を振る機会」も減ります。これが肩周りの筋肉の収縮と硬直を招き、呼吸にも影響を与えます。

中でも、重要なポイントは「斜角筋(しゃかくきん)」です。

斜角筋とは?

斜角筋は首の前面にある筋肉で、通常は呼吸にほとんど関与しません。しかし、ストレスや姿勢不良によってこの筋肉が緊張すると、「肩で息をする=肩呼吸」の状態になります。

斜角筋と肋骨の位置関係を示す解剖図。肩こりや呼吸の浅さに関係する筋肉構造。

斜角筋は頸椎から肋骨に付着し、呼吸や肩こりの原因ともなりうる重要な筋肉です。

斜角筋が緊張するとどうなる?

  • 深い呼吸ができない
  • 吸うことはできるが、吐くことが苦手
  • 酸素がうまく身体に取り込めない
  • 疲れやすくなる
  • 仰向けで寝られない

腹式呼吸をマスターしよう

このステイホーム期間にぜひ身につけてほしいのが、「腹式呼吸」です。以下のように行いましょう。

  1. 仰向けになり、膝を軽く曲げてリラックス
  2. 鼻からゆっくり息を吸いながら、お腹を膨らませる
  3. 口からゆっくり息を吐きながら、お腹を凹ませる

ポイントは「吐くこと」に集中すること。息を吐ききることで肋骨と骨盤が内側へ戻り、自然と姿勢も安定しやすくなります。

呼吸は全身の健康とつながっている

呼吸は無意識に行っている動作ですが、実は姿勢・筋肉・血流・自律神経すべてに関係しています。

肩が硬い、首が痛い、呼吸が浅い…こうした症状に悩んでいる方は、呼吸のメカニズムを見直すことで根本的な改善に近づくことができます。

当院でのサポート

浜田山CAZU整骨院では、呼吸機能を含めた身体全体のバランスを評価し、骨格矯正・姿勢改善・筋膜アプローチなどを通じて、健康的な身体づくりをサポートしています。

まとめ:今こそ「呼吸」を見直そう

コロナ禍での生活は、心にも身体にも大きな負担をかけています。しかし、こうした時期だからこそ、自分の身体と丁寧に向き合う時間を持つことが大切です。

  • 皮膚を保湿して可動域を守る
  • 斜角筋をゆるめて深い呼吸を取り戻す
  • 腹式呼吸で自律神経を整える

ぜひ今日から、お家でできるケアを始めてみてください。

 

首のストレッチは逆効果?知らないと怖いストレートネックの真実

2020年03月2日

首のストレッチ、ちょっと待って!その習慣が不調の原因かもしれません

テレビや雑誌の情報を鵜呑みにしていませんか?

「肩こりに効果的!」「頭痛には首のストレッチを!」
──こんなフレーズを一度は目にしたことがあると思います。

しかし、誰にでも同じように効果があるわけではありません。
むしろ、ストレッチが逆効果になるケースもあることをご存じでしょうか?

首や肩こりの「本当の原因」とは

多くの方が、首周辺の筋肉が固くなることで痛みが出ると考えます。
ですが、筋肉のコリや緊張は「結果」であり、「原因」ではないことが多いのです。

たとえば、骨格のズレや姿勢不良によって、特定の筋肉に負担が集中し、
その結果として首肩まわりに違和感や痛みが生じます。
つまり、ストレッチをしても根本原因は変わっていないのです。

ストレートネックとは何か?

現代人に多いとされる「ストレートネック」は、本来あるべき頸椎の前弯カーブが失われた状態です。

正常な頸椎:カーブで重さを分散

正常な頸椎は、S字状にカーブすることで、頭の重さを骨で受け止める構造になっています。
筋肉に頼らず骨で支えるため、疲れにくく、負担が少ないのです。

ストレートネック:筋肉や靭帯に過剰な負担

前弯カーブがなくなると、重力がそのまま首にかかるようになり、
筋肉や靭帯が代償的に頑張るため、肩こり・首痛・頭痛などを引き起こします。

頚椎の並びと可動ラインを示した解剖図。姿勢評価や頚椎アライメントの確認に有用。

頚椎1番から胸椎1番までの並びと、可動域・傾斜ラインを図示した図。ストレートネックや頚椎の不正アライメント評価に活用可能。

ストレッチが逆効果になる理由

ストレートネックの人が無理に首を動かすと、
軸のズレが起きていない正常な頸椎にまで負担が広がり、
新たな歪みや炎症の原因になることも。

特に、画一的な首の回旋・側屈・前後屈のストレッチは危険です。

軸のズレは一部だけ?

頸椎全体が歪んでいるわけではなく、1~2箇所の部分的なズレであることが多いです。
しかしストレッチでは、ズレていない部位まで強制的に動かしてしまい、
「悪くない部分」まで痛めてしまうリスクがあります。

筋肉は「伸ばせば良い」ではない

特に背中や首の後ろ側の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、脊柱起立筋など)は、
現代人の姿勢(猫背・前傾)では常に伸ばされている状態になっています。

それなのに、さらにストレッチをしてしまうと、
筋繊維の断裂や神経の過緊張を招き、慢性化を助長します。

ここを勘違いしている人が多いのが現状です。

短縮している筋肉はストレッチ、、伸長している筋肉はトレーニングなど使い分けることが重要です。

画一的な体操やストレッチの危険性

身体の状態は一人ひとり異なるもの。
同じように見える肩こりや頭痛でも、原因は人それぞれです。

整体の現場では、その人の構造、習慣、動作パターン、筋肉の緊張状態などを診た上で、個別に施術・指導しています。

正しいアプローチ:姿勢と背骨の柔軟性

私たちが一貫してお伝えしているのは、

  • 姿勢を正すこと
  • 背骨の柔軟性を保つこと

この2点です。

ストレッチよりも、日常の立ち方・座り方・動き方に意識を向けるだけで、
首や肩の痛みが改善するケースは少なくありません。

では、どうすれば良いのか?

もし「ストレッチしても変わらない」「余計に痛くなる」などのお悩みがあれば、
まずはご自身の体の状態を知ることから始めてください。

当院でできること

浜田山CAZU整骨院では、

  • 頸椎や肩関節の構造評価
  • 骨格バランスと姿勢の分析
  • CAZU式骨格矯正
  • 炭酸整体や特殊電気治療によるアプローチ

を通じて、根本原因から整える施術を提供しています。

まとめ:正しい知識で、健康な首と肩を守りましょう

ストレッチは決して悪い習慣ではありません。
しかし、「目的に合った方法」で「自分に合った方法」を選ぶことが重要です。

画一的な対処ではなく、あなたの身体に合わせた最適なケアを一緒に考えていきませんか?

「睡眠姿勢」が人生を変える?質の高い睡眠で自然治癒力を最大化する方法とは

2020年02月20日

仰向けで眠れていますか?毎日の睡眠姿勢があなたの健康寿命を左右する理由と実践法

【はじめに】

「睡眠は大事」とわかっていながら、十分な回復感を得られずに朝を迎える人は少なくありません。睡眠時間の長さだけでなく、“睡眠姿勢”という質の部分が見落とされがちです。

本記事では、自然治癒力の最大化疲労回復を効率化する睡眠姿勢に焦点をあて、現代人が見落としがちな「寝ている時間の身体の使い方」について徹底的に解説していきます。

【1章】そもそも「睡眠」とは何か?

●人間が持つ究極の自己修復時間

睡眠とは「脳と身体を回復させる時間」であり、これはただの“休憩”ではありません。
身体は眠っている間に細胞修復やホルモン分泌、免疫の調整などを行います。

たとえば、

  • 成長ホルモンが分泌されるのは深い睡眠時
  • 脳内の老廃物を除去するのも睡眠中
  • 自律神経のバランスもこの時間で整えられる

つまり、睡眠とは「自然治癒力」を最大限引き出すための時間と捉えるべきなのです。

【2章】平均7時間の睡眠、その質は高いか?

厚生労働省によると、日本人の平均睡眠時間は6.8時間。
決して極端に短いわけではないのですが、「よく寝た」と感じていない人が多いのが実情です。

問題は“長さ”ではなく“質”。

たとえばこんな人は要注意です:

  • 朝起きても疲れが取れていない
  • 寝ているのに首や腰が痛い
  • 睡眠中に何度も目が覚める
  • 寝返りが多く眠りが浅い

これらの背景には、「睡眠中の姿勢不良」が隠れているケースが非常に多いのです。

【3章】なぜ“睡眠姿勢”が大事なのか?

私たちの体は、立っている時や座っている時と同じように、寝ている姿勢でも重力の影響を受けています。

下の研究結果をご覧ください:

姿勢 椎間板にかかる圧力(基準を100%とした場合)
仰向け 約25%
横向き 約75%
前かがみ(起き上がる動作時) 150%〜200%

つまり、仰向けが最も椎間板の負担が少なく、自然治癒力を発揮しやすい姿勢なのです。

逆に横向きやうつ伏せ、変則的な寝方は体に余計なストレスを与え、深部筋肉や神経に圧迫をかける要因になります。

「仰向け・横向き・立位それぞれの姿勢における椎間板への圧力の比較図」

仰向けが最も椎間板への圧力が少なく、睡眠時の自然治癒力を最大限発揮しやすい姿勢といわれています。

 

【4章】悪い寝姿勢が引き起こす「慢性疲労」と「自律神経の乱れ」

睡眠中に背骨や骨盤がねじれた状態になると、以下のようなリスクが高まります:

  • 交感神経が優位になりやすくなる(→深い眠りに入れない)

  • 呼吸が浅くなる(→脳の酸素供給が低下)

  • 内臓が圧迫され、消化力が低下(→朝の胃もたれや便秘)

  • 血流が滞りやすくなる(→手足の冷え・むくみ)

これらはすべて「回復できない睡眠」に直結します。
いくら寝ても体が回復しない、疲れが抜けない人の多くが、“寝ている間に自分の体を壊している”状態にあります。

【5章】なぜ「仰向けで寝られない」のか?

「仰向けが良いのは知っている。でも実際には横向きでしか眠れない…」

そういった方は、すでに身体に何らかの歪み・制限・不快感がある状態かもしれません。

よくある理由:

  • 腰が反っている(前弯が強い)
  • 呼吸が浅く、胸郭が動きにくい
  • 頭の位置が枕に合っていない
  • 骨盤が前後傾している

つまり、「仰向けで眠れない=その姿勢で休めない身体の状態」なのです。

【6章】仰向けで眠れる身体を作る3つのステップ

では、どのようにして「仰向けで楽に眠れる体」を手に入れるのか?

ステップ①:骨盤のニュートラルポジションをつくる

骨盤が前傾・後傾どちらに偏っていても、腰椎に無理なカーブが生まれ仰向けでのリラックスが難しくなります。

→施術・ストレッチで骨盤を整え、腹圧を高めるトレーニングも有効です。


ステップ②:呼吸機能を高める

仰向けでの呼吸が苦しい人は、胸郭や横隔膜が硬くなっている可能性があります。

→肋骨を広げるストレッチや、ドローイン(腹式呼吸)を行うと効果的です。


ステップ③:寝具の見直し(特に枕とマット)

首のカーブを支えつつ、肩が沈み込むような枕。
マットレスは硬すぎても柔らかすぎてもダメ。背骨全体がS字で沈むくらいが理想です。

【7章】睡眠環境の整え方と「快眠ルーティン」

姿勢と並んで重要なのが、環境と習慣

寝る前の環境を整えることで、自律神経がスムーズに副交感神経優位に切り替わります。

快眠チェックリスト:

  • スマホ・テレビを寝る1時間前にオフ
  • 室温は夏25℃前後・冬18〜20℃が理想
  • 湿度は40〜60%
  • 間接照明で光を落とす
  • アロマや自然音を取り入れる
  • 軽くストレッチや深呼吸を行う
  • これらのルーティンが習慣化すれば、睡眠の質は大きく変わってきます。

【8章】よくある質問・Q&A

Q1. 横向き寝じゃないと眠れません。

A. 最初は横向きでもOKです。ただし、左右を偏らせないようにしましょう。徐々に仰向けでも寝られるよう、身体の歪みを整える必要があります。

Q2. 子どものうちから姿勢は意識した方がいいですか?

A. はい。特にゴールデンエイジ(5〜12歳)で骨格・姿勢が固まるため、この時期に変なクセがあると将来の睡眠の質にも影響します。

【9章】まとめ|“眠り”の質が人生の質を左右する

仰向けでリラックスして寝られる――
それは「本来あるべき自然な身体の状態」です。

そこに到達するためには、

  • 姿勢の見直し
  • 環境の改善
  • 呼吸や習慣の整備
    が不可欠です。

そして、このプロセスこそが生活の質を根本から高める「真の健康づくり」と言えます。

寝ている時間も、あなたの身体は“生きている”。

その時間をどう使うかで、
5年後、10年後の体調や思考力、仕事のパフォーマンスは大きく変わります。

【来院時にお伝えしていること】

当院では、仰向けで快適に眠れる身体を目指した調整やセルフケアの指導を行っています。
「なぜ寝る姿勢が崩れてしまうのか」「どうすれば改善できるのか」――
その根本から一緒に見直し、生活の質の底上げを目指していきましょう。

初診の方へのお願い

2020年02月17日

はじめに

当院のホームページをご覧いただき本当にありがとうございます。

ご縁を大切にさせていただき、ご縁が続く限り誠心誠意がんばらせていただきます。

「姿勢を整えることで人生を輝かせる」が出来ると本気で思い施術させていただいております。

自己紹介

最初に自己紹介からさせていただきます。

院長の萩原(ハギワラ)と申します。

よく「オギワラ3」と呼ばれることがありますが、萩冠と荻冠の違いを覚えておいていだけれると幸いです。

群馬県出身、1983年生まれとなっています。

整骨院という業界に入って早10年以上経っているので月日が経つのが本当に早く感じるのを感じる歳になってきました。

業界内でも多くの知人、友人がおりまして業界の最新の情報や正しい情報を得られるように日々の交流も盛んに行っております。

初診の方へ

まずは当院の理念・コンセプトのご説明からさせていただきます。

「姿勢を整える」を施術理念にしております。

姿勢とは骨格、すなわち骨組みを整えることです。

筋肉・関節なども重要視しておりますが、骨格を整えることで本当の意味での健康へと繋がると考えています。

姿勢を整え、重心軸を整え、骨で立つことをカラダに記憶させる。

体重を支える。

カラダを支える。

人生を支える。

とても大切な姿勢を整える。

この一連の取り組みが、より良い生活への道標となるよう日々の研鑽を欠かさずにしております。

コンセプトは「笑顔につなげる健康づくり」です。

痛みや不調で悩まれている方を笑顔にしてあげたい。

笑顔であれば周囲を明るくすることも笑顔を周りに広げることにも繋がります。

家庭円満、商売繁盛、全てが笑顔から生まれます。

症状、不調がないのは当たり前という価値観を育てましょう。

日々の生活を充実していただけるように「笑顔につなげる健康づくり」を提案させていただきます。

ご予約の注意点

当院はご予約優先制となっております。

予約無くご来院していただいても御案内が難しい状態が続いておりまして、ご理解のほど宜しくお願いいたします。

ご予約はお電話、公式LINEアカウントからご連絡をしていただき通院しやすい時間帯で御案内をさせていただきます。

初めて来院される場合は問診票の記入などがございますので、10分前には到着していただきます。

問診票は現在、過去にどのような症状・不調・お怪我・手術歴などを詳細に記載していただき自分自身の状態の振り返りをしていただくお時間となっております。

通院が始まり、定期的にご来院いただく場合にも予約時間の5分前にはご来院いただき呼吸を整えてから施術を受けられることをオススメしております。

施術時の服装

施術の服装ですが、ストレッチ性の高い素材が好ましいです。

ジーパンや革製品など硬い素材の物は施術時の動きの妨げになってしまい、施術の際に動きの制限をきたしてしまいます。

来院していただいたからには、施術のパフォーマンスを最大限有効にしてただきたいので是非気をつけられてください。

それと頚椎の配列を整える際などに、Yシャツやタートルネックなど首元を覆うような洋服ですと施術を行えませんのでご注意ください。

理想は運動を行う際に着るような素材の物を選択していただけると幸いです。

来院後の注意点

こちらは施術後にお渡しさせていただいているリーフレットをご参照ください。

特に施術後のパフォーマンスを最大限発揮させるためにはアドバイスをさせていただいた体操をしっかりと再教育していただければと思います。

動きをよりいい状態に記憶していただくためには、なるべく早めに復習をしていただけることが大切です。

是非お試しください。

分からない部分などがございましたら、お電話かLINEよりお気軽にご連絡をいただければと思います。

 

平均寿命と健康寿命の差を埋める鍵は「姿勢」|浜田山CAZU整骨院

2020年02月15日

【生涯健康のススメ】平均寿命と健康寿命の差を埋めるカギは「姿勢」にあった|浜田山CAZU整骨院

◆平均寿命をご存知ですか?

「日本人の平均寿命」は、年々伸びており、今や世界トップクラスです。

  • 平成28年(2016年)のデータ
     男性:80歳
     女性:87歳

実は50年前(1970年)と比べて、男性で11歳、女性で13歳も長くなっています。
これは医療の進歩、衛生環境の改善、食生活の向上などが大きく影響しています。

ですが――

本当に注目すべきなのは、「健康寿命」のほうです。


◆健康寿命とは?|介護に頼らず、自分の力で生きる期間

健康寿命とは、「日常的・継続的に医療や介護に頼らず、自立した生活を送れる年齢」のことを指します。
(出典:厚生労働省/Wikipedia)

現在、日本では以下のような差があります。

項目 男性 女性
平均寿命 約80歳 約87歳
健康寿命 約72歳 約75歳
差(不健康な期間) 8年 12年
平均寿命と健康寿命の推移グラフ(平成13年〜28年の男女別の差)|浜田山CAZU整骨院

男女ともに健康寿命と平均寿命の差は依然として大きく、男性で8.67年、女性で12.35年。健康寿命を延ばす生活習慣が求められています。

つまり、8〜12年もの間、何らかのサポートを受けなければならない状態に陥るリスクがあるということです。


◆当院の目標は「健康寿命を延ばす」こと

浜田山CAZU整骨院では、健康寿命の延伸を施術の根本目標としています。

「寝たきりにならず、自分の脚で歩いて、自分の意思で動ける人生を」
それが私たちが目指す“生涯健康”というビジョンです。


◆健康寿命を延ばす鍵=“姿勢”の見直し

日常の不調の多くは、姿勢の乱れから始まると言っても過言ではありません。

  • 猫背

  • 骨盤の後傾

  • 首の前突

  • くの字姿勢

  • 側弯・片側重心

こうした姿勢の崩れが、筋肉・関節・内臓・神経などに影響を与え、
「肩こり」「腰痛」「疲れやすさ」「自律神経の乱れ」へとつながります。


◆“姿勢”を共通言語に|わかりやすく・振り返れるから続く

浜田山CAZU整骨院では、施術において姿勢を共通の基準とすることで、
患者様と施術者の間で「何が原因なのか」「何を直すのか」が明確になります。

  • 姿勢撮影(ビフォーアフター)

  • 姿勢チャートによる分析

  • 動作検査や姿勢チェックシートの配布

→「自分の身体がどうなっているのか」が見える化され、改善の道筋もわかりやすくなります。


◆生活の中に“姿勢チェック”を取り入れよう!

毎日の小さな積み重ねが、10年後の健康を変えます。

  • 朝起きたら姿勢チェック

  • デスクワーク中に5分リセットタイム

  • お風呂あがりに壁立ちチェック

  • 就寝前に「今日の姿勢はどうだったか?」を振り返る

「姿勢を整えること=自分の身体に投資すること」なのです。


◆姿勢・骨格からのアプローチで、医療・介護に頼らない体へ

浜田山CAZU整骨院では、以下のようなアプローチを通じて、健康寿命を延ばす施術を行っています:

  • CAZU式骨格矯正(頚椎・仙骨・骨盤を中心に調整)

  • リアラインコアによる骨盤・胸郭の運動再教育

  • 炭酸整体+EMS(マトリクスウェーブ)による血流・神経伝達の改善

  • 日常動作の見直し・セルフケア指導


◆まとめ|“生涯健康”は、日々の小さな意識から

人生100年時代。
「長生きできること」はもちろん素晴らしいですが、“元気に”長生きできることが何よりも大切です。

その第一歩が、「姿勢を整える」という小さな習慣です。

あなたの未来の健康は、今日の姿勢からつくられています。

姿勢が崩れる本当の原因は“症状”ではなく“習慣”です|浜田山CAZU整骨院

2020年02月6日

姿勢が崩れる本当の理由|症状は“原因”ではなく“結果”です|浜田山CAZU整骨院

◆「構造の崩れ」は“症状”が原因ではありません

姿勢が崩れることで、慢性的な痛み自律神経の乱れなど、さまざまな不調に悩まされている方が非常に多くいらっしゃいます。

ですが、私たちが施術の現場で常に感じることがあります。
それは…

症状が原因で姿勢が崩れているのではなく、姿勢の崩れが症状をつくっているということです。


◆整形外科的な疾患名は“結果”であることが多い

多くの方は、病院で言われた「◯◯症」「椎間板ヘルニア」「変形性◯◯症」などの病名が原因で身体の不調が出ていると思いがちです。

ですが、それは結果として“名前”がついただけのことがほとんどです。

例)よくある誤解

「ヘルニアがあるから姿勢が崩れた」

実際には…
「姿勢の崩れが長く続き、結果として椎間板に負荷が集中 → ヘルニアに発展した」


◆原因は“前にある”|姿勢バランスの崩れがすべての始まり

体のバランスが崩れることで、一部の筋肉や関節に局所的なストレスがかかります。
それが長く続くと、炎症・拘縮・変形・神経圧迫といった形で“病名”が現れます。

つまり、症状や病名は「氷山の一角」であり、水面下にある姿勢の崩れを見逃してはいけません。


◆良い姿勢とは?|“骨格で支える”状態のことです

良い姿勢とは、筋力任せではなく、骨格で重力を支えられている状態を指します。

  • 立っているとき

  • 座っているとき

  • 寝ているとき

このすべての姿勢を整えることが、症状改善の土台になります。

そして、最も大切なのは……

「寝ているとき」の姿勢です。

寝ているときに姿勢が崩れていると、回復すべき時間に負担が蓄積されてしまい、結果として“朝から疲れている”という悪循環が生まれます。


◆良い姿勢を「上書き」する作業が必要です

「一度だけ矯正して終わり」ではなく、良い姿勢を体に覚えさせる再教育が必要です。
これは繰り返し“上書き”していく作業であり、治療と習慣の両輪で進める必要があります。


◆カラダを整えるために必要な期間

浜田山CAZU整骨院では、本当に不調から抜け出したい方に対して、明確な3段階の通院ステージを設けています。


【1】集中施術期間(初診〜3ヶ月)

週2回の通院で、身体の土台を整える期間です。
この段階で姿勢と神経の再教育を行い、良い状態に「書き換える」ことを目的とします。


【2】再発予防期間

症状が安定してきたら、良い姿勢を維持できるようにするフェーズです。
“戻りグセ”を防ぎ、慢性化を防止します。


【3】健康予防期間

体調が整ってからも、より良い状態をキープし、再発ゼロを目指す段階。
スポーツ・育児・仕事など、パフォーマンス向上にもつながります。


◆3ヶ月の集中施術はなぜ必要なのか?

症状や体質、ライフスタイルは人それぞれです。
「3ヶ月で完治する」とは限りませんが、多くの方がこの期間で…

  • 痛みの軽減

  • 姿勢の変化

  • 睡眠の質の向上

  • 呼吸の深さ

  • 朝の目覚めやすさ

など、「何かしらの変化」を感じています。

最初の3ヶ月を乗り越えることが、回復への“最初のハードル”です。


◆まとめ|症状に惑わされず「原因に目を向ける」

症状があるから姿勢が崩れた──という考え方をしている限り、根本改善は難しくなります。
「姿勢の崩れが症状を作る」という視点で、ご自身の身体と向き合うことが、健康回復の第一歩です。

当院ではそのプロセスを、段階的にサポートしています。

その痛み、実は「子どものころの尻もち」が原因かもしれません

2020年01月31日

その痛み、実は「子どものころの尻もち」が原因かもしれません

「まさか、子どものころのケガが今の腰痛や肩こりの原因だったなんて…」
そう思われる方が多いかもしれません。しかし実際、幼少期の何気ない尻もちが、数十年後の身体に思わぬ影響を及ぼしているケースが少なくありません。

幼いころの「尻もち」が骨盤に与えるインパクト

多くの人が記憶にもないほどの小さなころ、転倒や運動中にお尻をドンと地面に打ちつけた経験があると思います。この「尻もち」は、見た目には大したことがないようでも、体の構造的には大きな衝撃を与えています。

中でも重要なのが、「仙腸関節」と呼ばれる骨盤の関節です。

この仙腸関節は、上半身の重さを支える土台であり、背骨と下半身をつなぐ重要なハブのような存在

ここに歪み(ズレやひずみ)が生じると、次のような慢性的な症状を引き起こす可能性があります:

  • 慢性腰痛(立ちっぱなし・座りっぱなしで痛む)
  • 頭痛や頚部痛(ストレートネック)
  • 肩こり(背骨の湾曲異常による)
  • 姿勢不良や猫背、骨盤の前傾・後傾
  • 自律神経の乱れ(不眠・疲労感)

これらは「いきなり現れる」のではなく、幼少期の歪みを持ったまま成長し、数年〜数十年かけて蓄積した結果として表面化します。

仙腸関節と骨盤構造の解剖図|腰痛・骨盤矯正の解説用

仙腸関節は骨盤と背骨の要。尻もちや骨盤のゆがみがここに負担をかけ、腰痛・肩こりの原因になることもあります。

 成長期(ゴールデンエイジ)に背骨が歪んだまま育つと…

子どもの身体は柔軟で、ある意味「我慢強い」状態です。多少歪んでいても、そのまま順応して日常生活を送れてしまいます。

しかしその代償として、「正しい可動性を獲得できないまま」大人になることも珍しくありません。

  • 成長期に背骨の回旋運動や仙腸関節の滑りが正常に起こっていない

  • 骨盤の歪みをかばうように股関節や背中の筋肉が緊張してしまう

  • 呼吸や内臓機能にもわずかながら影響を与える(酸素の巡りが悪くなる)

といった形で、身体全体の協調性やパフォーマンス、そして痛みのリスクが高まっていくのです。

 あなたの「今の痛み」は、何年前から始まっていたか?

多くの方が、腰痛や首の痛み、肩こりを「最近の姿勢の悪さ」や「加齢」だけが原因だと思い込んでいます。しかし、実際には、

  • 骨盤の歪みが長年にわたり蓄積されてきた結果
  • 若い頃の癖やケガが今も影響している状態

が背景にあります。

とくに、尻もちによる仙腸関節の歪みは、画像診断や病院の検査では見逃されやすいため、気づかずに放置されてしまうことが多いのです。

 今こそ、過去の歪みと向き合うタイミングです

身体は、今この瞬間から変わることができます。
大人になってからでも、骨盤の動き・関節の連動性・神経の流れを正常化することで、痛みや不調は改善していきます。

もしあなたが、

  • マッサージをしてもすぐに戻ってしまう
  • 姿勢を正しても疲れて維持できない
  • 朝起きた時から腰が重い
  • 長年の肩こりや首のコリが慢性化している

といった悩みを抱えているなら、一度「仙腸関節の歪み」を評価・検査してみることをおすすめします。

「姿勢は生活習慣の鏡:背骨と自律神経に及ぼす日常の影響とは?」

2019年07月29日

◆ 姿勢は「日常習慣」の積み重ねで作られる

普段の生活習慣が、知らず知らずのうちに姿勢に影響を与えていることをご存知ですか?
背骨の形状やバランスは、座る・立つ・寝るといった動作の反復の中で形成されます。

「姿勢が崩れる=一瞬のミス」ではなく、
日々の“当たり前”の積み重ねが大きな歪みや痛みを生むのです。


◆ 背骨の健康=自律神経の安定

背骨の中には、生命維持の要となる自律神経が走っています。
この背骨の配列が乱れることで、

  • 呼吸が浅くなる

  • 内臓の動きが鈍くなる

  • 睡眠の質が落ちる

  • 慢性疲労や冷えが改善しない

といった“なんとなくの不調”が日常化してしまうのです。


◆ 椅子・ソファ・PC配置がカラダを歪める?

姿勢が崩れる要因の多くは、日常的に使う道具の高さや配置にあります。
たとえば:

  • テレビの位置が高すぎる・低すぎる

  • 椅子の座面が柔らかい

  • ソファに沈みすぎて骨盤が後傾している

  • ノートPCの画面位置が低く、顔が前に出る

このような微妙な差が、骨盤や背骨に慢性的なストレスを与え続けているのです。


◆ 頭の重さは「5kg以上」:姿勢が崩れれば10倍の負担に!

成人女性の頭の重さはおよそ5kg以上
その重さが首・背骨にまっすぐ乗っている時は、最小限の負担で支えることができますが、
わずか数cm前にズレるだけで、首や背中にかかる負荷は何倍にも跳ね上がります。

前方頭位(ストレートネック)はその典型例であり、

  • 首・肩こり

  • 頭痛

  • 呼吸の浅さ

  • 集中力の低下
    など、現代人特有の症状を生み出すきっかけとなっています。

「猫背で前かがみになっている女性のイラスト。姿勢の悪さによる健康リスクの象徴」

「悪い姿勢(猫背)のイメージ図。姿勢の崩れが体調不良を引き起こす代表例」


◆ 整体師が教える「正しい頭の乗せ方」の感覚とは?

頭を“背骨にそっと乗せている感覚”が身につくと、全身の連動がスムーズになります。
これは「良い姿勢を筋肉ではなく骨格で支えている状態」です。

この感覚を身につけるためには、

  • 自分の姿勢を客観視する機会を持つ

  • 座り方や立ち方の「クセ」を見直す

  • 正しい姿勢を体に“記憶させる”習慣を作る

これが何よりの近道です。


◆ まとめ:姿勢は“筋トレ”よりも“生活習慣”

ダイエットや運動のように頑張るのではなく、
生活の中の「姿勢のスイッチ」を1つずつ見直すことが、最も健康的な体作りの第一歩です。

そのスイッチの見直しに迷った時は、ぜひ私たち浜田山CAZU整骨院へご相談ください。
あなたの姿勢を科学的に分析し、習慣として定着するまでサポートいたします。


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