呼吸を深めよう!
2020年04月30日
こんな時期だからこそ!
コロナウイルスによる様々な問題が噴出していますね。。。
外出自粛による行動範囲の制限、テレワークによる仕事の変化、経済的な不安など数え切れないほどの悩みが出てきていると感じます。
これまでは表面化してこなかった問題も一気に現れてきていますね。
当院でも患者さんから、しばらく通院を控えたいとお話しされる機会が増えてしまって、少し悲しいです。
現状、自動ドアと非常口を開けっ放しの状態で運営しています。
それ以外にも手指消毒、手や顔を接する部分の消毒の徹底などを行い対策を強めています。
ちょっと前置きが長くなってしまったのですが、こんな時期だからこそ呼吸の重要性についてお話をしたいと思います。
初診で来院される方の多くが、腰痛か肩こりを強く訴えられます。
細かく見させていただくと、特に「首回りの緊張が骨と間違えられる」くらい張ってしまっている方が見受けられます。
こういった部分ですね。
特にこの前面部分が硬くなってしまっていたり、首の前面にシワが集まってしまっているような方は要注意です。
首回り、肩周りの皮膚を引っ張ってみて皮膚に伸びがない状態、遊びが無いような方も注意です。
このような皮膚が硬くなった状態が長く続いてしまうと、筋肉の動きも妨げられますし、それが長く続くと関節の動きが壊れてしまい、変形につながります。
対策としては、首回りの保湿です!
ハンドクリームで十分なので保湿してください。
この保湿をしっかりと行っているだけで肩こりの予防にもなります。
それプラスで呼吸のトレーニングを行いましょう!
呼吸のトレーニング
今回の題目にさせていただいたのは、この部分です。
コロナによる自粛によって都内では、歩く機会が本当に減ってしまっています。
この歩く機会が減ったことによって、肩周りを動かす機会が減ってしまっていることにも繋がります。
歩くときに腕を振りますよね。
この機会が減ってしまっているんです。
動きが減ることによって、肩周りの筋肉が異常収縮を起こしてしまっている方も増えています。
それ以外にスマホやゲーム、パソコンの長時間使用に伴って本当に増えています。
スマホ首、ストレートネックがこの自粛で一気に増えてしまいそうですね。
日頃からお伝えしている頸椎の『斜角筋』の緊張がいかに大切かが改めてわかりました。
この斜角筋って本当に大切な部分です。
斜角筋は通常では緊張しない筋肉です。
この斜角筋に緊張が起きていると異常呼吸(肩呼吸)になっていますので、身体に酸素が入りづらい状態です。
呼吸が大きく深く入りづらい、上むきで寝れない、腹式呼吸が出来ないなどの方は要注意です。
まずは、自宅で膝を曲げて息を吸った時にお腹を膨らませて、吐きながら凹ませる訓練をこのステイホーム週間でキッチリマスターしましょう。
皆様の健康安全を心から願っております。