炭酸整体② 浜田山 CAZU 整骨院 整体 肩こり 猫背
2016年12月5日
炭酸整体についてお話しさせていただきます。
当院では炭酸ミストを用いた施術を行っております。杉並区唯一の炭酸整体協会認定院です。
血液による炭酸ガスの運搬について 前回の復習を兼ねて
①炭酸が皮膚から体内に入ります。
炭酸ガスは非常に小さい分子なので体に触れると皮膚を通過して、毛細血管の中まで入ります。
②炭酸ガスが血管内に入り老廃物と認識されます。
毛細血管の中に炭酸ガスが増えると体は侵入してきた炭酸ガスを老廃物とみなし、洗い流そうとします。
③炭酸ガスを流すために、血管を広げて血流量を増やします。
炭酸ガスを流すために血管が広がり、酸素が多く送り込まれて結果、血流量が増える。
という流れになります。
血流と血液についての雑学。
血流の速度?
気になるというか、考えたことはございますか?
生理学の教科書などを調べてみると血流速度の平均はおおよそ、秒速40㎝~50㎝と記載されていました。
時速にして200㎞前後ともいわれています。
全身の血管をつなぎ合わせると10万キロメートルにもなり、地球をなんと2周半する長さに達するということです。
繋ぎ合わせると10万キロメートルにもなりますが、血液が心臓から出て全身を一周するのに要する時間はわずか1分!
心臓は止まらなずに休むことなく、驚くようはパワーで血液、酸素を全身に送ってくれています。
心臓から送り出される1日の血液量は約10,000リットル。これはドラム缶50本に相当します。全身には体重のおよそ13分の1の重さの血液、平均すると5リットルの血液を心臓が1日10万回拍動を繰り返すことで体内をめぐらせてくれています。
炭酸って?もう一度確認してみます。
炭酸ってみなさんどのようなイメージを持たれていますか?
体に害がありそう?
骨が溶けそう?
とかあまりいいイメージを持っていないのではないでしょうか?
国内では、炭酸泉と呼ばれる炭酸温泉が出ている温泉が少ないのも影響しているかもしれません。
国内の炭酸泉を調べてみると・・・
①吉川温泉(兵庫県) 4110ppm
②山香温泉(大分県) 4053ppm
③小屋原温泉(島根県) 3100ppm
④大塩温泉(福島県) 2856ppm
⑤本町温泉(和歌山県) 1979ppm
と何か所も出てきますが、名前を聞いたことがあるor知っている温泉名がありませんでし(無知で申し訳ない)そして西日本に多い。
ppmとは炭酸ガスの濃度を表します。1ppm = 0.0001%の含有量という意味です。
病用泉と呼ばれるためには1000ppm必要だということです。
ちなみに当院で扱っている炭酸ミストは10000ppmという驚異的な濃度になっており、お身体への浸透率が半端ないです。
4000ppm以上はあまり、意味がないという説もありますが・・・
実際、使ってみると明らかに濃度が高いほうが結果が出ている・・・
炭酸泉自体は肌と同じ弱酸性なので地肌とケンカせず、お肌に優しいというわけです。
炭酸には、メイクや皮脂、古い角質といったたんぱく質に吸着しやすい性質もあり、洗顔時などには肌の汚れをしっかりと落としてくれる効果もあります。
炭酸水が持つ血流改善、整腸作用は肌の良好なターンオーバーを促し、若々しい肌を保つ手助けにもなります。炭酸水を含ませた化粧水やパックを使うことで毛穴の引き締め効果も期待できる。
といいことづくめなのですが、実際はもっともっと可能性を持ったアイテムでもあるんです。