骨盤矯正後の注意点

2017年04月10日

注意点

骨盤矯正後は動きのクセを骨盤に覚えさせている途中段階でもあります。

その点を踏まえて、何個か注意点をお伝えしたいと思います。

特に注意をしていただきたいのですが立ち姿勢と同じように、座る姿勢も非常に注意が必要です。

椅子に腰かけた瞬間、何気なしに脚を組んでしまったり、椅子に背中をもたげて、猫背状態になってしまう等々には注意が必要です。

立ち姿勢以上に座る姿勢が、再び骨盤を歪ませる原因となることがあります。

①座る際

先ほど述べたように脚を組んだり、椅子に背中をもたげないなどの注意が必要です。

それ以外にも足裏が床に真っすぐに接していること、なるべくなら脚を閉じておくことなどがポイントです。

②意識を向けて

骨盤と背骨の関連性を意識をしていただければと思います。

腰が丸くなっている状態ですと、骨盤も必ず後弯位に引っ張られてしまいます。

腰を伸ばす意識を向けましょう。

③お尻を使うこと

立ち姿勢の際に意識を向けてください。

骨盤を支えるお尻の筋肉を使いましょう。

逆ハの字でお尻の底を支えている骨盤底筋を使える意識を持っていただければと思います。

特に女性の場合は、ヒールを履いた姿勢だとお尻の筋肉に意識が向きづらい傾向にあります。

ヒールを履いた時ほど意識をお尻に向けましょう。

ご協力をお願いいたします。

l骨盤矯正と言えば浜田山CAZU整骨院

嚙み合わせと姿勢について

2017年04月7日

肩こり、頭痛の原因かも?

肩のコリがひどい。

頭痛がする。

などの症状があらわれていたり、イライラする、フラストレーションが溜まるなどのメンタル的な問題にも”歯の噛み合わせ”や”顎の動き”が関わってきます。

首の位置異常によって顎関節を悪くしてしまっている方が多くいらっしゃいます。

上顎骨は頚椎1番、下顎骨は頚椎2番、そしてその組み合わせで頸椎3番とも連動しています。



結果として歪んだ状態をかばおうとする補正による連鎖反応を起こしてしまい、頭(頭蓋骨全体)のゆがみとして表面化してきます。

そしてそのゆがみは更に最終的に全身に広がり、体のどこかに痛みなどの症状として表れます。

特に顎の筋肉は、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋、咬筋などの緊張状態を開放する必要があります。

側頭筋のマッサージなどは有効ですので、気になるようであればご相談ください。

顎関節症

顎関節症には1~4型までの分類があります。

1型、2型のうちにセルフケアで整えておくことが大切です。

1型:咀嚼筋障害

2型:関節包・靭帯障害

3型:関節円盤障害

4型:変形性関節症

となっています。

4型まで進行していると、顎だけの症状だけでなく全身の症状として現れてきます。

特に肩こりや背部痛などが特徴的です。

顎の機能が落ちてしまうことによって、姿勢不良を起こしてしまったり、呼吸が浅くなったりすることによって悪循環を起こすということを忘れないでください。

肩こり頭痛でお悩み解決 浜田山CAZU整骨院

自転車で都心を一周

2017年04月6日

水曜日の午後

自転車で都心部を一周してきました。

サクラが満開でとてもキレイですね。

浜田山~井の頭通り~方南通り~新宿~甲州街道~新宿御苑~四谷~半蔵門~千鳥ヶ淵~大手町~日比谷公園~国会議事堂~総理官邸~赤坂~六本木~青山墓地~外苑前~表参道~代々木公園~NHK~代々木上原~代田橋~井の頭通り~永福町大勝軒~浜田山という道順でした。

新宿御苑、千鳥ヶ淵、青山墓地の桜が満開でとてもキレイでしたよ(*´ω`*)


日頃、院内にいることが多いので日光浴ができて嬉しい限りです。

赤坂、六本木方面まで自転車で行った事がなかったのですが、意外と近くてビックリしました。

40,50分もあれば着いちゃいますね(*^^)v

電車よりも早いかも・・・

自転車置き場が少なそうなので着いてから困ってしまいそうですが。

自転車で首を痛める。。。

4時間ほど自転車をこいでいたのですが、首が痛くなりました。。。

長時間同じ姿勢でいると、筋肉や靭帯、関節などに使い過ぎの兆候が表れます。

急性期の場合は特にそうです。

熱を持ってしまったり、腫れを伴うケースもありますね。

そんな時は、まずはアイシングをしましょう。

熱を奪うことによってタンパク質の変性を防ぐことが大切です。

筋肉はタンパク質が主成分です。

痛めた部分には熱と腫れが生じます。

いかに熱と腫れを奪えるかがポイントです。

熱や腫れが広がれば広がるほど、回復までの時間を要します。

関節部分まで熱や腫れが広がると回復までに5日以上はかかってしまいます。

対処が上手くいった場合には3日以内には、ほとんどの症状が消失させることができます。

慢性期の場合は、また違ったアプローチの仕方が必要になります。

多くの場合は、筋膜などにも硬さが生じてしまっており時間がかかります。

急性期とは全く違うアプローチが必要です。

長くなってしまったので後日またお話をさせていただきますね。



 

交通事故・むち打ち治療なら浜田山CAZU整骨院

 

赤ちゃんの成長過程と体の使い方

2017年04月6日

赤ちゃんの成長過程と体の使い方

面白いイラストがありました。

英文なのですが読める方も読めない方も見るだけでも参考になります。



これはよくある月齢での成長目安表になっています。

首の成長、肩甲骨の動きの広がり、背筋が鍛えられて、腰が育ち立ち上がれるというイメージしやすいイラスト画像です。

ママ、パパもおばあちゃんにもおじいちゃんにもぜひ見て覚えてもらいたいです!

この成長の軌跡と逆パターンで衰えはじめます。



これが動きに対してのトレーニング法です。

ストレッチのようなヨガのような動きですよね。

この動きをお身体の状態に合わせて行うことによって、バランスを改善したり、動きの悪くなっていた部分の動きを改善させたりすることができるようです。

 

DNSとは「Dynamic Neuromuscular Stabilization」の略で、「動的神経筋安定化」という意味です。

チェコのパベル・コラー博士が提唱する発達運動学に基づいた、腹腔内圧の調節と深部脊柱安定筋群の活性化による機能的安定性を基礎とした身体の運動基礎理論です。

セミナーが開催されるので参加してみたいと思っています。

動きの中から悪い部分を探しましょう

歩くときに左右の手足が交互に出ますよね。

体を動かすときには、捻りの動作がいかに上手くできるかがポイントになります。

この歩行という動きは、動きの中の最小単位と考えています。

歩くのがツラかったり、動きづらさを感じてしまったとしたら不調の部位が色々と現れているサインです。

物を拾う動き、ボールを投げる動きなども動きのベースとなるのは歩行のバランスです。

背骨が上手に動かせることによって、歩行のリズムを作り、肩甲骨や股関節などの動きをスムーズに働かせます。

お身体の簡単なチェックをしてみましょう。

①前屈、後屈をしてみましょう。

身体が捻じれて倒れたりした場合には背骨や肋骨などにゆがみが出ているサインです。

②体を捻ってみましょう。

左右で差を感じてしまったら、ゆがみが出ているサインです。

③横に倒してみましょう。

これも左右差を感じたら、背骨や骨盤の関節に硬さが生じているサインです。

3つとも気になったらご相談くださいね。

骨格矯正×骨盤矯正で話題の浜田山CAZU整骨院

恥骨結合のゆがみ

2017年04月2日

骨盤のゆがみ?

恥骨結合についてご存知でしょうか?
このイラスト画像であれば、中央下部に位置する部分を指します。

恥骨結合には骨格のねじれを矯正するうえで、重要ポイントでもあり、必ず矯正施術を行う部分でもあります。

体の使い方の誤りによって歪みが生じやすく、固定化してしまいやすい部分でもあり矯正時の重要ポイントです。

脚の筋肉が集まります

特に足の筋肉の中でも、姿勢制御に関連する筋肉が多く集まっています。

恥骨筋

大内転筋

短内転筋

長内転筋

腹直筋

などがそれにあたります。

特に恥骨筋、腹直筋は姿勢を保持するための重要な筋肉でもあります。

ぽっこりお腹になったりするのも、この恥骨筋・腹直筋の影響を受けてしまいます。

恥骨結合のゆがみが生じるということは、この恥骨筋や腹直筋が捻じれてしまい正しく使えない原因となります。

仙腸関節への影響

この恥骨結合の左右差が生じることによって、骨盤が歪み関節が動かなくなる(可動制限、特に仙腸関節の機能障害)と、その程度によっては骨盤周囲や腰部、股関節、膝などに痛みが出やすくなります。

仙腸関節とは、上半身の体重を左右に分散させるために働きます。

ようするに背骨を支える役目も果たしているということです。

仙骨が、うなずき運動という動きを動きをする事で、衝撃を吸収する役割を持ちます
仙腸関節は外側を靱帯が保護するだけでなく、骨と骨の間に「骨間靱帯」という靱帯を持っていて、これが油圧式のショックアブソーバー様の働きをします。

何重にもわたって衝撃吸収の仕組みが出来ています。

この仙腸関節も恥骨結合の左右差が生じてしまうことによって、左右均等に使えずに仙腸関節が働きづらい状態になります。

そうすると仙腸関節炎を起こしてしまったり、ギックリ腰のような症状も発生させてしまう原因となってしまいます。

このような急性の症状になる前に一度ご相談ください。

骨格矯正×骨盤矯正なら浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分

歩きでゆがみが蓄積する

2017年03月31日

動きの基本

歩いていて左右の一歩の差を感じたことはありませんか?

小さな段差で躓いてしまったり、転びかけてしまったりするのは、身体の軸である骨盤、背骨に左右差が生まれてしまっているからかもしれません。

利き手、利き足など自分の使いやすい手、脚があるかと思います。

人間の動作効率を考えたうえで、使いやすい側の機能を高めておくことによって省エネルギーでの活動を可能としています。

利き手、利き足があることによってムダな動きを無くそう身体自身が求めている本能に近いものです。

その反面、同じ動きが繰り返し行われることによって骨格のねじれ、関節の引っ掛かり、筋肉のクセが生じてしまいます。

まず筋肉が同じ動作を繰り返すことで、動きパターンを覚えます。

実は筋肉は形状記憶、動作記憶を得意としています。

形や動きを記憶してしまうということです。

この「普段からの記憶こそが歪みをリセットするときの最大の問題」となるんです。

覚えた形状、動作記憶は中々忘れることが出来ません。

日々、歩いているときに捻じれが生じていると感じていない無意識状態が一番の敵です。

この歩行の左右差を改善することが、姿勢改善のポイントでもあります。

正しい歩き方を覚える = 姿勢改善への第一歩

あまり参考にならない歩行教室などもありますので、注意してくださいね。

歩行は大切です。

動きの最小単位が歩行です。

色々な動きのベースに歩行があると考えてください。

スポーツや運動時の動きのパフォーマンスを上げたいと考えた時には歩行の左右差、捻じれを改善することが一番の近道です。

歩行をチェックすることで、原因となっている部位を見つけ出すことも可能です。

例えばボールを投げる動作にしても、手首~肘~肩~背骨~骨盤~股関節~膝~足首~指先までの動きの繋がりでどこが悪いのかを確認することがあります。

その動きの中から、改善したい部位=動きが上手くいっていない部位を見つけ出すことがポイントです。

その動きを教育し直すことによって骨格のねじれ、関節の引っ掛かり、筋肉のクセを改善することができます。

PNF、操体法、アナトミートレイン、リアラインコンセプトなどは、この繋がりをベースとしています。

連結作用

骨格、関節、筋肉の理想の繋がりは

1+1=2

という考えではなく、

1+1=5

ぐらいのパワーを発揮する連結作用があります。

手首だけで物を持ち上げたりすると、手首を痛めてしまいますが、肘や肩、背骨などを繋げることによって手首にかかる負担を最小限に抑えることが出来ます。

痛めてしまう方の場合は、使い方の誤りor使い過ぎのどちらかのパターンが多く、ほとんどの方の場合は、使い方の誤りがきっかけだったりします。

繋がりが正しく行えていないため、1+1=5のところが1+1=1になってしまい、動き自体の質が低下してしまいます。

ちょっと難しくなってしまいましたが、一つの動きだけに着目するのではなく、全体の動きの中で悪い部分を逃がしてあげる場所を作ってあげてください。

そうするだけでも動きの幅が大きく変わりますよ!



まとめると

・歩行の左右差をなるべく少なくすること

・動きの繋がりを作りましょう

・正しい動きを教育しましょう

この3点は覚えておいてください。

お読みいただきありがとうございました。

骨格矯正×骨盤矯正なら浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分

転倒に気をつけましょう。

2017年03月30日

転倒から寝たきりへ

転倒して股関節を骨折!という方が増えています。

骨折だけで済めばいいのかもしれません。

実際には、転倒や転落によって死亡されている方も多くいらっしゃいます。

平成27年度に転倒、転落を原因として死亡された方は7457名にも上るということです。

これは交通事故によって死亡された人数よりも多い計算になります。

交通事故死者数は5544名。

日常生活に潜む転倒を予防する対策について考えてみたいと思います。

バリアフリー化による弊害

以前から問題視されていたのですが、バリアフリー化が進むにつれて筋力低下を訴える声が上がり始めています。

バリアフリー住宅では、段差で脚を持ち上げたり、中腰から立ち上がる動作などが減少してしまい下半身の筋力低下を起こしてしまい、結果として全身のバランスが崩れてしまい、運動機能全般が低下してしまうという悪循環を起こしていること分かってきています。

環境面の整備だけに目を向けるのではなく、運動機能を落とすことなく、いかに転倒を防ぐために必要な整備が行えるかがポイントになってくるのではないでしょうか。

リスクの少ない環境で体操を行ったり、運動を習慣化させることで運動機能の低下を防ぐことが出来ます。

骨格が歪んだ状態で運動や体操を行っても、なかなか運動機能は上がりません。

むしろマイナス傾向です。

骨格を正し、関節を機能的に使うためにも定期的なお身体のメンテナンスが必要不可欠です。

運動機能を高めるために

下半身の筋力を落とさないためにも、若いうちから階段での移動を積極的に取り入れたり、一駅歩いたりなどの工夫が必要です。

30代は1年で0.5%ずつ、40代からは1年で1%ずつ筋力が低下していき、80歳になると20代の60~70%の筋肉しかないと言われています。

普段から意識して使用頻度を高めることで、筋力低下を防ぎましょうね。

運動前におススメなのが、炭酸ミストを吹きかけることで筋肉や関節の柔軟性を高めるます。

ケガをしにくい身体創りを目指しましょう。

テニスで痛めた腰 杉並区成田西 50代 女性

昨年末にテニスをしていて腰を痛めてしまいました。
他の整体などに行っていたのですが、なかなか良くならずに転院をさせていただきました。
腰の痛みだけでなく、股関節の柔軟性が上がり、動きが明らかに良くなりました。
運動前におススメです。

骨格矯正×骨盤矯正なら浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分

骨盤矯正を考える

2017年03月24日

骨盤のゆがみと言いますが・・・

骨盤周りに左右差を感じたことはございますか?



上のイラストを見ていただけると理解していただけると思うのですが、トラブルのある姿勢とバランスのとれた姿勢違いますよね。

なぜ脚の長さが違うことによって、身体が悪くなってしまうのかがイメージしやすいですね。

脚の長さが違うと腰が痛くなる。

スカートがくるくる回ってしまう。

腰が片側だけ筋肉が張っている。痛みが出る。

などが身体の表面上に出てきた症状としては、一つの目安になります。

このような姿勢で左右差で負担が偏ってしまい骨盤の左右差が生じてしまいます。

塵も積もれば山となる。

小さなクセや負担が蓄積することが大きな歪みへと繋がります。

理想の姿勢とは?

姿勢が崩れることによって骨盤と背骨+肋骨のゆがみとなります。

この状態は肋骨のゆがみに目が行ってしまいますが、骨盤や首などにも本来は捻じれや傾きが生じています。

むしろこれだけ肋骨が捻じれてしまっている場合には、骨盤や首などは更に大きな傾きになります。

肋骨が守ってくれているので歪みが少なく済みます。

肋骨に感謝ですね。

人間とゴリラの骨盤の違い

骨盤の形状が異なることによって筋肉の発達の違いが生まれてきます。

特に大腿筋膜張筋と呼ばれる筋肉の大きさなどが一目瞭然です。

ゴリラは4足歩行で行動できるように設計されていることが分かります。

下の図をご覧ください。

こんな感じで歩いていると筋肉の発達もゴリラに近づいてしまいますよ。



人類の進化というよりも退化に近いイメージです。

最近ではゴリラも二足歩行しているらしいので、よっぽど人間よりも腰が悪いゴリラがいるかもしれませんね。

ギックリ腰が増えています!

2017年03月23日

急増中!

ギックリ腰のクライアントが急増しています。
3月に入ってからも、すでに8名のギックリ腰の方が来院されています。
ギックリ腰や寝違えは季節の移り変わり(特に春)に多いと言われています。

東洋医学的にも春はギックリ腰が多いとされてます。

何故、季節の変わり目などに多いのかなぁ~って考えた時に以下のような条件が重なっていることが考えられます。

・季節の移り変わりに伴う体の変化

・暖かくなって運動を始めようと頑張りすぎる

・衣類が軽くなることによって身体が解放される

・環境の変化に伴うストレス

・引っ越しなどによる重労働

・花粉症による呼吸器系へ負担

・寒暖の差

などが挙げられます。

春は変化の季節です。

どうしても心身共に負荷が加わってしまいます。

特に「頑張りすぎる人」は要注意です。

自分自身の限界、許容量を超えて頑張ってしまうと爆発してしまい状態がギックリ腰や寝違えです。

程よく休むことが大切です。

お身体の状態は自分が一番の理解者です。

体は睡眠で回復

体の回復は睡眠の質、量によってコントロールしましょう。

様々な睡眠の本が出版されていますね。

Amazonでも”睡眠”で調べると6527件(H29.3.22現在)の睡眠に関する本が出版されています。

それだけで皆さんの睡眠に対しての興味関心の高さを知ることが出来ます。

睡眠は唯一の心と体の回復剤でもあります。

自己治癒力を高めるためにも睡眠の質に目を向けてあげることが大切です。

皆さんは寝るときの姿勢はどのような姿勢になっていらっしゃいますか?

仰向け?

横向き?

うつ伏せ?

どの姿勢がいいのかぁ~って聞かれることがあるので、お答えしたいと思います。

理想は”仰向け”が良いです。

仰向けで寝ることによって呼吸が深まって、質の高い睡眠を獲得できるようになります。

ご自宅の枕で一つ実験をしていただければと思います。

枕を置いて、仰向けに寝ていただき、深呼吸をしてみてください。

深呼吸がしやすい枕ほど、頸椎(首)をサポートしてくれる枕です

当院で扱っている”けんこう枕”も仰向けで深呼吸しやすいのが特徴です。

自分自身、このけんこう枕を使用しているのですが起床後の目覚めの良さは素晴らしいです。



もう一つのポイントは寝返りです。

睡眠時は、出来るだけ寝返りはしてもらいたいです。

寝ているときに寝返りを頻繁にされる方ほど、ゆがみが少ない傾向にあると言われています。

このけんこう枕は寝返りもしやすいのが特徴です。

普段の枕と使い比べると一目瞭然です。

ご自宅で使用されている枕を当院へもってきていただければ、寝返りのしやすさのチェックもできますよ。

今までお二人の方に枕の差による寝返りチェックをやっていただきましたが、変化を体感していただき購入していただけました。

ぜひ一度お試しあれ!

肩こり 寝違えなら浜田山CAZU整骨院へ

筋膜が姿勢にどのように作用するか?

2017年03月21日

筋膜って?

最近では首都大学東京の先生が提唱している筋膜リリース体操などが注目を集めています。

この筋膜というものは?

分かったようで分からない。

筋膜について、どういったものなのかをご説明させていただきます。

でもちょっと難しいです。

なるべく分かりやすいように説明したいと思います。

筋膜とは、全身の筋のほかにも骨や心臓、脳などの臓器をすべて包み込んでいる膜のことで、この全身をくまなく覆っていることから「第2の骨格」とも呼ばれています。

骨格とは、骨が組み合わさって、体のささえをなすものを言います。

骨組み。

からだつき。

とも言い換えることが出来ますね。

第2の骨格と呼ばれるだけの機能を筋膜は持っているということです。

筋肉を正しく動かすためには、この筋膜が柔軟に動くことが大切です。

筋肉に連続性を作り出してくれるのも筋膜のサポートがあってこそです。

一つの筋肉が出せる出力は限界があります。

その出力を2つ、3つの筋肉が筋膜のサポートでスムーズにつなげて働かせることが出来るんです。

筋膜がサポートに入ることによって

1+1+1=10

くらいになるイメージですね。

 

筋肉の固さが慢性化した場合に発生する筋膜の機能異常も不良姿勢の大きな問題となります。

筋膜の機能異常とは筋膜を形成するコラーゲン繊維(膠原繊維)とエラスチン繊維(弾性繊維)が密集して高密度化を生じてしまいます。

そうすると脱水症状を筋膜内で起こしてしまいゼラチン状に粘り気が増して分散することで、筋膜のすべりを助けていたヒアルロン酸が凝集化して水あめのようになることで滑りが悪くなることを言います。

簡単に言うと、筋膜が滑らかでないので筋肉がさらに動きが悪くなり、硬くなりますよ。ということです。

筋膜がねじれたり、癒着を起こしてしまったりすると筋膜そのものだけでなく、皮膚や筋肉が動きづらさを感じるようになります。

これは一般レベルの人でも感受性が高い方であれば分かっていただけることもあります。

筋膜の動きが悪くなると血管やリンパ、神経なども影響を受けてしまい、痛みやシビレなどが生じるケースもあります。



これが筋肉の内部をさらに細分化したものです。

詳しい説明は省きますが、筋外膜・錦秋膜・筋内膜とさらに細かく分類することができます。

やっぱりちょっと分かりにくい笑

筋膜の張力

姿勢保持にも筋膜が関与しているのですが、筋膜の引っ張り合いの力バランスがポイントになります。

一方的に引っ張られてしまっている状態では、すぐにまた歪みが再発してしまいます。

筋肉だけをマッサージしても、元に戻ってしまうのは骨格が戻せていないからです。

この筋肉、筋膜の張力バランスが崩れたときに、姿勢バランスが損なわれてしまい神経の受容体がストレスを感じて痛みとして認識されます。

痛みが出る前に対策を打ちたいですよね。

一つの目安があります。

分かりやすいのが”首にできる皺”です。

首に皺があれば姿勢が崩れていたり、肩周辺のトラブルが生じ始めているサインです。

肩こり、頭痛の方にも首に皺がある方が多いですね。

手首などにも不自然な皺があったりする方もいらっしゃいます。

年齢が重なっているだけではありませんよ。

保湿液、乳液で皮膚の柔軟性を高めることも大切です。

筋膜の繋がりを意識する



こんなイメージです。

セーターコンセプト理論とも呼ばれています。

一箇所のストレスを全身が補うという考え方でもあります。

痛みが出ている原因は他にあるという視点は常に持っています。

足首をひねって歩き続けると、他の部位が痛くなるのは痛めた足首を庇って歩いていることによって痛めた足首へ負担をかけまいと他の部分に余計な負荷が蓄積する結果です。

これが知らず知らずのうちに日常的に身体で起こっている現象なんです。

腰が痛いから・・・

膝が痛いから・・・

と感じたら、もうすでに他の部分で庇い始めてますよ。

整体の先生の中には、この理論で施術をしていくとゴッドハンド!?って驚かれるケースもあるくらい簡単に結果が出せる理論でもあります。

以前の職場で習った「木を見て森を見ず」は、この理論をしっかりと頭に入れておくことで理解が進みますね。

繋がりが見えることによって、歩行の乱れ、姿勢の重心バランス、立ち方、座り方の改善策をイメージすることが出来ます。

特に歩行と立ち方を改善するだけでも、身体は大きく変わります。

手渡し資料として作成したいと思いますのでご期待くださいね!!

 

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