ゴールデンウィークは交通事故に注意!
2017年04月24日
交通事故に注意しましょう!
平成28年の大型連休(4月29日~5月8日の10日間)において、人身事故の発生件数は9999件で、負傷者は1万2768人もいらっしゃいました。
普段運転をされない方も、長期の休みでドライブなどをされて交通事故に合われる方が多いという統計もでています。
平成27年と比較するとGW期間が1日少なかった分だけ発生件数、負傷者数も少ないです。
今年はもっと交通事故が少ないGWになるといいですね(*^^)v
自動車の性能も上がってきていて、事故防止機能が搭載された車に乗られている方が増えていることも関係しているのかもしれませんね。
期間:4月29日~5月8日(10日間)
人身事故件数:9999件(前年同期比:-2703件)
死者数:118人(前年同期比:+5人)
※過去5年間の平均死者数は約110人です。
負傷者数:1万2768人(前年同期比:-3281人)
それでも全国的にまだまだ交通事故が多いですね。
先日も鎌倉街道で事故の実況見分をとられていました。
年に数回はお巡りさんがきて声掛けをされています。
目の前で一時停止無視をされる自転車を見ては注意をされていますが、焼け石に水ですね。
むち打ちとは?
乗車中に交通事故に遭われると多くの方が、頸椎捻挫で受傷されます。
頸椎捻挫とはむちうち損傷のことを言います。
「むちがしなるように首が前後に振られて痛める」ことからアメリカ西部整形外科学会が発表した「Whiplash injury of the neck」という言葉だと言われているそうです。
直訳すると「首がむちのようにしなることに起因する損傷」とも言い換えることができます。
頭の重さは成人で5kg~7kgです。
ボーリングの球と同じぐらいの重さです。
このボーリングの球が前後に振られることによって首や背中の筋肉や関節にダメージを与えてしまうわけですから、怖いですよね。
この重たい頭が傾くことで、身体も倒れてしまいます。
それを倒れまいとして骨盤や背骨がゆがみ、頭を平行の位置に戻そうとします。
でも、そのせいで特定のところに負担が蓄積してしまうという訳です。
例えば左の腰や足にばかり体重が乗ってしまったり、肩の筋肉が縮こまってしまってしまったり。。。その負担のかかってしまった場所にコリが出たり、痛くなったりするのです。
頭の傾き
免許の更新などで証明写真を撮るときに、「もう少し頭を左に倒してください」と言われていたとしたら要注意です!
頭の傾きがあるというサインです。
骨盤や背骨を整えることも大切ですが、頭の位置を整えることによって背骨に垂直に頭を乗せるということがポイントです。
首の一番上の骨は、アトラスと言われていて他の背骨と違って頭を支えるような作りになっています。
写真の親指の部分ですね。
この部分をバキバキと鳴らして傾きを整えようとする整体をする方もいらっしゃいますが、後の事を考えるとおススメできません。
- 首の一番上の骨(アトラス)が傾く
- 頭が傾く
- カラダが傾き倒れようとする
- それを防ぐために骨盤、背骨がゆがむ
- その結果!
- 特定の場所、部位に負担がかかる
- 筋肉や靭帯の硬化、神経の圧迫、骨の変形
- 痛み、病気、症状の出現
といった流れで身体の軸が乱れて様々な症状の引き起こしてしまいます。
身体が真っすぐになり整うということは、その中にある脳と神経も真っすぐになります。
そうなることで脳からの命令が隅々まで伝わりやすくなります。
脳からの命令は一方通行ではなく、臓器や筋肉からの命令も受け取りフィードバックを行っています。
相互に命令のやりとりをすることによって、異常個所を見つけ出したり、修復するための制御を行いやすくしているんです。
この制御する力を、自己治癒力とも言い換えることができます。
自己治癒力は脳幹という部分と関係があります。
脳幹とは生きているうちは頭蓋骨、頸椎1番、2番の骨の中に位置しており、この部分が傾いたりすることによって脳幹部分を圧迫してしまい、神経の働きが悪くなってしまいます。
それはまるで蛇口が閉まっているかのようになってしまうんです。
この部分を開放するだけでも身体の自己治癒力を高めて疲れにくい状態にできます。
五月病でなんだかモヤモヤするって感じる方はぜひ一度ご相談くださいね。