筋肉の深いところにあるコリ
2017年05月7日
表層筋と深層筋
筋肉には浅い層の筋肉「表層筋=アウターマッスル」、深い層の筋肉「深層筋=インナーマッスル」があります。
コリや疲労は、表層筋・深層筋どちらにも蓄積されてしまいます。
疲労がとれずらい、コリがほぐれにくい、ほぐれてもすぐに元に戻ってしまうというお悩みを抱えている方は、表層筋ばかりをマッサージやストレッチをしてしまっている可能性があります。
しかし深層筋であるインナーマッスルは骨格を支えている重要な筋肉でもあり、容易に触ることは出来ません。
深層の筋肉にアプローチをする方法は関節の動きがポイントです。
関節を動かしつつ、頑張りすぎてしまっている筋肉に刺激を加える。
関節を動かしつつ、サボりすぎてしまっている筋肉に刺激を加える。
この似て非なるものをイメージしながら行うことが大切です。
筋肉の質を高めるために
仕事で疲れたり、勉強をしていると猫背になってきてしまうと、無意識に”背伸び”をしているかと思います。
これは伸ばすという行為でもあり、無意識に背中の筋肉を休ませるという調整法でもあります。
長時間に渡って同じ姿勢をし続けてしまったり、姿勢を崩した状態で活動をされていたりすると筋肉は縮んで硬くなり、コリや疲労を蓄積する形になります。
コリを放っておいてしまうと血管や神経を圧迫して、血行不良や神経痛などの痛みを発生する原因にも繋がります。
パソコンなどを使う事務仕事の方などは本当に要注意です。
これから更に首を悪くしてしまうための環境が増えてきます。
スマホやパソコンなどで下を向く機会が増えるということは、そのまま首を悪くするリスクを高めるということです。
背中を丸くするのではなく、背伸びをして日ごろからリセットをするクセをつけていきましょうね。
防ぐための意識をどこに向けるかというと、〇骨です。
ここを意識するだけで、呼吸も背中も自然と使えるようになります。
ご相談くださいね(*^^)v