交通事故でのケガの特徴

2017年05月23日

痛みは遅れてやってくる

事故に遭われてしまい、事故当日~7日くらいは痛みを感じていなかったのに、時間を置いてから少しずつ痛みが強くなったというお声を最近何度かお話の中で聞くことがありました。

事故直後は、気持ちを強く持とうと興奮していて痛みを感じない時もあります。

救急車で運ばれて、レントゲンを撮ってもらった結果、「骨は折れていませんね」と言われてシップと痛み止めを貰って帰されました。というケースです。

骨は折れていなくても、軟部組織の損傷だとしてもダメージが大きく、回復まで時間がかかる場合が多々あります。

近年、デスクワークが増えたことによって、むち打ち症の後遺症が問題になってきています。

後遺症で頭痛や吐き気、めまいにふらつきが収まらないという状態です。

それだけでなく、元々の下地にストレートネックと呼ばれている状態がむち打ち症を悪化させる誘因にもなってしまっています。



この画像のように、長年に渡り頭が前方に位置することで、首の骨が真っすぐになってしまい、前後への衝撃を吸収することが難しくなってしまうという状態です。

こうなってしまうと事故に遭われた際に、衝撃を吸収できずに背中や腰にまで衝撃が広がってしまいます。

次回はいつがいいですか?

事故でのケガの場合、病院などでは痛みが出たらまた来てくださいねという流れになることが多いでのすが、その痛みが出たら?というのがポイントですね。

それぞれ受け取り方が違うので、困惑されることが多いですが、事故~3週間前後は通院はなるべく毎日のように通院された方がいいと思います。

ほとんどの方が、事故に遭われること自体が初めてだと思います。

どのような経過になるのかも検討が付きませんよね。

自己判断で治療期間が長期化するよりは、事故から3週間は通院間隔を空けずに通院されてくださいね。

これは事故のケガだけでなく、症状が出てしまっている場合には、継続して通院をしていただけることによって、痛めてしまっている部分への負担の蓄積を最小限に抑えたいということでもあります。

もちろんそれぞれ家庭環境や職場環境など事情がありますので、通院間隔などはできる限り短期間でいいと思います。

交通事故・むち打ち治療なら浜田山CAZU整骨院