「動きの最小公約数」とは?──可動域が狭くなると、代謝も機能も落ちる理由
2025年07月28日
🟨 はじめに:動きの“最小公約数”って?
突然ですが、「動きの最小公約数」という考え方をご存知ですか?
これは、“あなたの体のどこか一か所でも動かない場所があると、全身の動きに制限がかかる”という、シンプルかつ本質的な概念です。
例えるならば、一つだけサビついた歯車が、機械全体の性能を落としてしまうようなもの。
どれだけ筋肉が強くても、関節が柔らかくても、その一部に“止まっている場所”があれば、身体は本来のパフォーマンスを発揮できません。
🟦 可動域が狭くなると、なぜ不調が起こるのか?
● 血流・リンパの流れが滞る
筋肉や関節が固くなると、ポンプ作用が弱まり代謝が落ちます。
→ 冷え、むくみ、脂肪の蓄積が起こりやすくなります。
● 筋力を正しく使えなくなる
可動域が狭いと、本来の動作ができずに「代償動作」が増えます。
→ 変なところに力が入り、腰痛・膝痛・肩こりなどの原因に。
● 呼吸が浅くなる
背骨や肋骨が固くなると、横隔膜や肋間筋の動きが制限されます。
→ 自律神経の乱れ、疲れやすさ、眠りの質の低下につながります。
🟨 動きが狭まる原因は「日常のクセ」
体の可動域を狭くしてしまう主な原因は、意外にも“日常の小さな習慣”です。
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長時間のスマホ・パソコン作業
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椅子に浅く座るクセ(骨盤後傾)
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運動不足による関節のサビつき
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睡眠不足による回復力の低下
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同じ姿勢での仕事や家事の繰り返し
このような生活の積み重ねが、動きの自由度を奪い、身体の最小公約数をどんどん下げていくんです。
🟦 最小公約数の低下が引き起こす「ドミノ不調」
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可動域が狭くなる
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血流が悪くなる
↓ -
代謝が下がる
↓ -
筋力が低下する
↓ -
疲れやすくなる
↓ -
さらに動かなくなる(悪循環)
この“負のスパイラル”に陥ってしまうと、年齢以上に体が老けて見えたり、病気のリスクも高まってしまいます。
🟨 可動域を広げると、こんなに変わる!
では逆に、最小公約数=可動域を広げていくとどうなるでしょう?
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姿勢が良くなる
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呼吸が深くなる
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肩こり・腰痛が減る
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疲れにくくなる
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見た目が若返る
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睡眠の質が上がる
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代謝が上がって痩せやすくなる
当院の臨床現場でも、姿勢や動作のクセを整えていくことで、驚くほど表情や活力が変化する方がたくさんいらっしゃいます。
🟦 まずは「日常の小さな一歩」から
可動域を広げるのに、ハードな筋トレは必要ありません。
大切なのは、“日常の動きそのものを丁寧に使うこと”。
たとえば:
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歯磨き中に軽く足首を回す
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朝起きたら背伸びを3回
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椅子に深く座って骨盤を立ててみる
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スマホを見るときは胸を張る
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深呼吸を意識する
こうしたシンプルな動きが、身体を変えるスイッチになります。
🟨 おわりに:動きの最小公約数を見直すことが、10年後の健康を守る
あなたの身体は、今日の姿勢と動き方でできています。
だからこそ、今この瞬間の“動き”を整えることが、未来の健康を守る何よりの投資になります。
浜田山CAZU整骨院では、筋肉や骨格のバランスを診ながら、
一人ひとりに合わせた「身体の最小公約数の底上げ」をご提案しています。
「最近、動きにくいな」「姿勢が崩れてきたかも…」という方、ぜひ一度ご相談ください。

