施術、矯正の効果を持続させるために
2017年04月26日
利き手のパターン
カラダにはある一定のパターンが存在します。
利き手側の骨盤が高い、肩が下がっているなどが特徴だったりします。
*全員に当てはまるものではありませんが、多くの方に当てはまります。
右利きなら右肩が下がり、左利きなら左肩が下がるといった具合です。
特に一方向の動きが多いスポーツをされていると、そのクセが顕著に表れます。
動きのパターン化がクセを助長させてしまい、左右差を生じさせる結果に繋げてしまいます。
最終的にクセを修正させようと目線の高さを頭の傾きによって修正します。
頭痛、耳鳴り、顎関節症、目や顔の痛みなどがある場合には、お身体全体のバランスを見て判断することも大切です。
痛みから抜け出したい
効果を持続させるためにというお話をさせていただきたいと思います。
私たちが施術、矯正を行わせていただくことは大切です。
クライアントの皆様にもご協力いただくことも重要なんです。
自分たちが施術、矯正を行うことによって改善させることには限界があります。
施術、矯正を受けていただき、院内で体操などを行っていただいている時間は、およそ30分~60分の間です。
それ以外の23時間をいかに過ごすことが出来るかがポイントになります。
骨盤や背骨の使い方、座り方、立ち方、動かし方などにコツがあったりします。
朝やっていただきたい体操、疲れたらやっていただきたい体操、夜に寝る前にやっていただきたい体操などがあります。
それ以外にも、食事や睡眠などが重要です。
意識すればするほど、改善までの道のりが早まります。
カラダに意識を向けましょう。
繰り返された足首捻挫
足首は、スポーツや日常生活で最も痛める頻度の高い関節の一つです。
足首の捻挫の7割~8割は内反捻挫と言い、内側に捻ってしまい負傷することような形をとります。
前距腓靭帯、踵腓靭帯などを痛めることが多いですね、
再発を起こす可能性も高いのが特徴で8割の方が再受傷してしまうというデータもあるくらい、何度も繰り返し痛めやすい関節です。
一度、足首の捻挫を起こしてしまうと、筋肉が動かし方を忘れてしまい再受傷を起こしやすい状態になります。
固有受容器からの命令の受け渡しが上手くいかないことが原因です。
何度か繰り返してしまうと慢性的な足首の不安定性につながり、運動連鎖の機能不全を起こしてしまいます。
庇うことの悪循環が引き起こされるということです。
内反捻挫を起こしてしまうと、股関節の外転筋群、足首の底屈が著しく低下してしまうことが科学的にも分かってきています。
股関節の外転筋である中殿筋の筋力低下が起こっているということが分かっているので、中殿筋に対しての運動療法が効果的です。
中殿筋は姿勢を制御するためにも必要不可欠な筋肉なので、運動指導などの際には意識をもって使っていただきます。
まだまだ多くの筋肉の連結によって足首のリハビリは上手くいくようになります。
脚が疲れやすいなぁ、以前の古傷が痛むなぁという方もご相談くださいね(*^^)v