寒い方が基礎代謝が上がる
2017年05月12日
基礎代謝によって平熱は36℃台に保たれる
体温が1℃低いと、1日あたりおよそ140キロカロリーの消費が落ちると言われています。
脂肪に換算すると200g、1か月その状態が続いてしまうと0.6kg太ってしまう計算です。
それだけでなく体温が1℃すると免疫力が30%低下してしまうので、細菌やウイルスなどに対しての抵抗力が弱くなってしまいます。
これから暑くなり冷たいものを摂りすぎてしまうと、特に大切になってくる深部体温が下がりやすくなってしまいます。
水分は出来るだけ、氷が入っていない常温の水で撮るように心がけましょう。
アイス、ジュースなどには多量の砂糖が入っており糖反射を起こしやすくなってしまいます。
糖反射とは、砂糖を含む食べ物が胃に入ると数十秒間、胃腸の働きが止まってしまいます。
それだけでなく、胃腸が下垂しやすい状態になってしまいます。
骨盤が歪みやすい状態の方は、施術後に甘いものを控えるようにしていただけると歪みが戻りづらくなります。
褐色脂肪細胞
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やす細胞ともいわれています。
カラダは寒さを感じると白色脂肪細胞というエネルギーを蓄える細胞から褐色脂肪細胞が燃料を受け取り、それを燃やすことによって熱を生み出し体温を作り出します。
その褐色脂肪は、首や肩甲骨、背骨の周囲、腎臓の裏側あたりに多く分布しており、その周辺の動きが悪くなってしまうことによって体熱を生み出すことが難しくなってしまうんです。
つまり首や肩甲骨、背骨の周囲の動きを活性化することによって、体温も基礎代謝も上げることが出来るという仕組みです。
肩こりや首コリを感じる方は、この褐色脂肪細胞が上手く働かずに基礎代謝が低下しがちで冷え性で困っている方が多く見受けられます。
肩甲骨を動かしてあげたり、首や背骨のゆがみを良くしてあげることによって褐色脂肪細胞の働きを取り戻しましょうね。
自宅でのセルフケアの方法として、シャワーを使って40℃のお湯と20℃くらいの水を交互に20秒ずつ首や肩甲骨周りに浴びてみてください。
褐色脂肪細胞を活性化することができますよ。
ただ一つだけ注意点があります。
やりすぎて風邪をひかないように注意されてくださいね( ゚Д゚)
短時間で結果を出す
最近、来院していただいているクライアントの方は総じて忙しい方ばかりな印象です。
人はそれぞれ、様々な症状を抱えられていると思います。
なるべく短い期間で結果を出せるに意識して施術をさせていただいております。
カラダはきっかけを与えるだけでも変化しようとします。
その際の刺激はどのような刺激でも構いません。
運動、ストレッチ、マッサージ、整体・・・
しかし、適量という目安があり、カラダの一定量があります。
それを超えてしまった場合にオーバードーゼ(刺激過多)という状態になります。
多くの場合
良くなってもらいたい。
という純粋な気持ちから、刺激を入れ過ぎてしまう場合に起こります。
刺激量はこの3つの乗算(掛け算)で表します。
・時間
・力
・ポイント
などが間違っている場合にも、オーバードーゼを起こしてしまいます。
必要以上に長い時間、必要以上に強い力、間違ったポイントなどが原因で、必要以上の刺激が入ってしまい、体調を崩してしまう原因に繋がりかねません。
痛いからと言って、必要以上に痛みのある部分をマッサージしてしまえば逆効果です。
炎症を起こしている部分が原因とは限りません。
3の倍数
カラダのターンオーバー(変化)は3の単位で変化を感じるように出来ています。
3日間続けることによって
3週間続けることによって
3ヶ月続けることによって
カラダは変化しやすくなります。
1回で改善できる症状には限りがあります。
3の倍数を続けて行うことによって結果が出やすくなります。
まずは3日連続で続けてみてくださいね。