交通事故と骨格矯正
2017年03月26日
むち打ち治療にて 杉並区下高井戸在住の男性
先日来院されたクライアントの方の症例をシェアさせて頂きます。
杉並区下高井戸から来院された方なのですが、3年前に交通事故に合われてしまいました。
そこから、むち打ち症になってしまい3年間に渡って苦しんでいらっしゃいました。
頭痛やめまいなどの症状の他にも、肌荒れや指先の血流障害に悩まされていたそうです。
色々と整骨院や整体に通われていたそうなのですが、電気治療やマッサージだけでは治らないと判断されて当院に来院されました。
事故の衝撃
交通事故の衝撃は表層の筋肉のみならず、深層部の筋肉、関節にダメージが生じてしまいます。
事故当日から2週間ほどで軟部組織の固定化が起こります。
痛めた部分は2週間のうちに”悪い状態(歪んだ状態)で軟部組織だけ回復”をしようとしてしまいます。
背骨や骨盤自体は自然治癒力だけでは元に戻せない程にダメージがあるという事です。
そうすると歪んだ状態で、姿勢などが記憶されてしまいます。
マッサージなどをしても骨格自体がゆがんでしまっているために元に戻りやすくなってしまうという訳です。
骨格や背骨自体のゆがみを整えてから筋肉のマッサージや指圧などをしていただけると戻りにくい状態になります。
肩こりや腰痛が、ひどい場合にはマッサージだけではなく骨格矯正が必要な場合が多々あります。
特に不調が長く続いてしまっていると、自律神経失調症など自分自身の回復力で戻せない状態になっていることがあります。
自律神経失調症の方が近くにいらっしゃった場合には、呼吸と睡眠について説明してあげてください。
下のブログを参照してくださいね。
そういったケースの場合には背骨のゆがみや傾きなどを整えることで、背骨の中を通っている神経のストレスを軽減することが大切になります。
不調の原因を考える
なぜ不調が出てしまうのか?を考えた時に、一番は自然治癒力の低下が挙げられます。
自分自身の回復力が低下してしまって、元に戻す力が落ちてしまっているということです。
本来の自然治癒力であれば疲れが溜まっていても、寝て起きれば身体スッキリ、気分爽快のハズなのですが、次の日まで疲労が残ってしまっていたりするのは自然治癒力の低下が一因でもあります。
自然治癒力を最大限発揮するためには質のいい睡眠が大切です。
質のいい睡眠のためには、寝る時間のタイミングなどがポイントになります。
以前のブログにも書いてあるので合わせてお読みください。
お身体の回復のカギは睡眠が握っています。
どれだけ良い状態で睡眠できるかがポイントですよ(*^^)v