息(呼吸)について 浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分

2016年12月9日

息(呼吸)について

今回は以前のお話の続きで、息(呼吸)についてお話をさせていただきます。

肺はガス交換を行うため、無数の血管が張り巡らされていて、肝臓と並んで血流の多い臓器と言われています。
ガス交換とは、口から入ってきた酸素を取り込み、体の組織で使用された血液中の二酸化炭素を肺で交換することを言います。

呼吸には習慣性があり、浅い呼吸をしているとそれが一定期間続いてしまうというクセのような状態になってしまいます。
疲労がたまって呼吸が浅いな・・・と感じたら深呼吸などをしてリセットするのもいいかもしれませんね。
特に寝る前には意識的に呼吸を整えて、瞑想状態を作り出すことによって睡眠の質を高める効果なども期待できるそうです。
呼吸には自律神経を整える働きもあり、リラックス効果なども期待できます。
猫背になってしまったりすると、呼吸も浅くなり肺に入ってくる酸素の量も減少してしまいます。
姿勢を正すことでも息(呼吸)の改善に繋がるんですね。

呼吸法

呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸が一般的に認知されています。
肺そのものには運動する能力はなく、呼吸運動は筋肉と横隔膜による働きによります。
背骨、肋骨、胸骨に囲まれていて、このような構造体のことを胸郭と呼びます。
肋骨と肋骨をつないでいる筋肉の事を肋間筋と呼び、呼吸やカラダを捻ったりする運動に関連しています。

ちなみに胸式呼吸とは女性に多く、特に妊娠時などにはお腹が大きくなり腹式呼吸がしにくい状態になってしまいます。
さらに肺のガス交換が足りなくなると、予備の呼吸法である肩式呼吸も加わります。
肩式呼吸になると呼吸補助筋と言われる、首回り、肩回りの筋肉が動員されてしまい肩こりや頭痛の原因にもなります。

腹式呼吸とは横隔膜を主体とした呼吸で、横隔膜も大きなインナーマッスルの一種です。
リラックス効果を高めるためには腹式呼吸を意識して行い、太陽神経叢(腹腔神経叢)をマッサージするようなイメージで深呼吸を行ってみてください。
自律神経失調症などでお困りの方は特におすすめです。
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お客様の声 杉並区浜田山 女性 50代
自律神経失調症と言われて、気持ちも落ち込んでいたのですが立ち方、座り方を教えていただいて実践したところ、からだの奥のほうから熱くなってきた感じがします。
他にもたくさん体操を教えていただけたので実践していきたいと思います。

免責事項 お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません