交通事故で負われた苦痛をいち早く緩和させるために
2017年04月27日
人類史上最大のダメージ
車が発明されて、交通事故が発生するようになりました。
有史以前には無かった負傷形態でもあり、人類史上でも最も大きなダメージと言われています。
棒で殴られたり、ぶつけたり、転んだりして負ったダメージと、明らかに違い1トン以上の力で身体を前後に振られてしまったり、ぶつけられたりしたことで発生しています。
同じような状況で受けられたケガだとしても、人によっては全く違う場所を痛めていたり、複数個所を痛めたりしています。
小さな事故だから、時間が経てば良くなるだろう・・・という訳ではありません。
どんな些細なケース、加害者、被害者問わずに交通事故に遭われてしまった場合は、警察への届け出はしておきましょう。
身体的苦痛の緩和
施術、調整により、身体的苦痛(クライアントの症状)を緩和をまずは最優先に考えなければいけません。
ただし、交通事故のクライアントと一言で言われても症状の大きさ、受傷部位が異なるということです。
それに応じて施術、調整のアプローチも適切に変更していかなければいけません。
むち打ち症という症状一つみても、後遺症を残さないために難易度の高い技術が求められます。
それは日々の診療の中で常に磨き続けることによって高まり、技術の向上を測らなければならないものでもあります。
整骨院へ通院される方の多くは、むち打ち症(頸椎、頸部捻挫)や腰部・腰椎捻挫で来院されていらっしゃると思います。
一方、病院や整形外科で交通事故後の治療を受けられている患者様はそれ以外の部位でも多数の方が通院されています。
正直、むち打ちや腰部への負傷(筋骨格系)は一般的な医療機関では重要視されずに、症状が軽い部類に入れられてしまい、痛み止めやシップなどの最低限のケアしかもらえずに、なかなか良くならないので転院したい。という方が多くいらっしゃいます。
それもある程度、日数が経ってから転院されることが多いので症状が固定化されてしまっている場合があります。
なるべく早期の段階で医療機関との併院をしていただければとも本気で思います。
定期的に医療機関での検査などを受けていただくことによって、症状の良し悪しだけでなく、示談交渉時のトラブル防止にも繋がります。
二輪車、歩行者の交通事故
クルマに乗車中の事故だけでなく、二輪車や歩行者の交通事故もあります。
このようなケースだと腕への打撲、脚部だけでなく全身にまで症状が広がってしまいます。
一般的に医療機関への通院やリハビリ、必要によっては手術や入院までされるケースもありますね。
平成26年度のデータですが、自転車事故による負傷者数が約11万人、二輪車による負傷者が約8万人だそうです。
かなりの数ですよね。
当院の目の前でも年4回ほど自転車事故があるので他人事ではありません。
自転車、二輪車のお怪我の場合には脚部を痛めることが多いのが特徴です。
転倒などをされて脚を負傷されるのでしょうね。
このような症状で通院されていらっしゃいます。
もし当てはまるようであれば、ご相談くださいね。