寝る時の姿勢

2020年02月20日

毎日の睡眠姿勢こそ生活の質を高めるポイントになる

今日は大切なお話をします。

睡眠って大切ですよね。

「よく寝られたな〜」って思う日は仕事や学業も捗るのではないでしょうか?

その睡眠の質こそが生活の質を高めるポイントでもあります。

平均すると毎日7時間ほど日本人は寝ているとされています。

その”睡眠を質”を高めることこそが大切です。

睡眠とは、”人間が本来持っている自然治癒力を最大限発揮している時間”と言い換えることもできます。

”自然治癒力”とは、ヒトや動物が生まれながらに持っている、自分で自分の体を治す力のことです。

生き物の体は、何らかの損傷が発生したときに「自然治癒」という自己修復プロセスが本能的に活性化されるようにできているため、ケガをしたり病原菌が体内に入ったりしても時間と共に自然に治っていくのです。

生き物は睡眠で身体を回復させています。

例えば睡眠時間が短ければ、それだけ身体の回復時間が短いということです。

睡眠時間の確保こそ生活の質を高めるためには絶対的に必要です。

それだけなく睡眠環境が整っていなければ逆に疲労の蓄積にすらなりかねません。

寝る前にテレビやスマホを見ない。

室内の温度や湿度、照明の明るさ、空気の綺麗さ・香り、服装なども大切ですね。

睡眠姿勢が大切

そういった睡眠環境を整えたとしても、残念ながら睡眠姿勢が崩れてしまっている方が多いのが現状です。

ここって睡眠時だけでなく、背骨の健康を左右する部分なので今後は意識して貰いたい部分でもあります。

健康的な身体作りのためには適度な運動、バランスの取れた食事、そして睡眠が欠かせません。

そして運動時も姿勢、食事中の姿勢、寝る時の姿勢と健康的な身体作りのポイントとなるんです。

例えば運動時の姿勢は「フォームが崩れる」などと表現します。

食事中に足を組んだり、横を向いて肘をついたりした姿勢だと胃を圧迫したり、内臓の捻れを作ってしまうことも容易に想像できます。

そして寝る姿勢にもポイントがあります。

下のイラストは「椎間板にかかる負担」を表しています。

仰向けで寝る

横向きで寝る

立っている状態

の3つを表しています。

どうでしょうか?

横向きで寝るという方多いんじゃないでしょうか?

実は、立位とそんなに変わらない負担が椎間板に蓄積してしまって、寝ている最中の自然治癒力を低下させてしまう可能性が高いんです。

仰向けで寝れる身体作りを目指すことによって、自然治癒力が最大限発揮しやすい体内環境を作り出すことができます。

当たり前のようですが、実は抜けてしまっている方が多いのが現状です。

それプラスで大切なポイントがあったりするので、その辺りは来院された際に聞いてくださいね!