筋肉は脂肪よりも○○倍重い?
2017年04月20日
人間の身体を構成する組織の重さ
人間の体形に大きな影響をあたえ、その人のイメージを形作るのは筋肉と脂肪の2つの組織が大きく関係しています。
筋肉質な人、脂肪でたるんでいる人だと見た目は大きく違いますが、実は体重自体はあまり変わらない方があります。
筋肉は脂肪の2~3倍の重さがあり、実は筋肉質の人の方が見た目以上に体重があったりします。
ただし脂肪と違う点は、筋肉はキュッと引き締める!という特徴を持っています。
スタイルの良い方、モデルさんの様に見えるような方は、適度に筋肉が発達していて各部位がキュッと引き締まっていることでバランスよく見栄えするカラダを作り出しています。
姿勢を整えることによって、見栄えするカラダを手に入れることが出来ます。
猫背だったり、姿勢が悪く見える方は、そもそも筋肉量が足りていないケースもあります。
炭水化物ダイエットなど糖質制限で体重を落とすことよりも、タンパク質をしっかりと摂取して筋肉量を落とさずに基礎代謝を上げたほうが体に負担をかけずにバランスよく整えることが出来ます。
自分自身も体と向き合う時間をとっていかなければと思います。
見た目と体重は関係ない
日本人のダイエットはどうしても体重に視点が向きがちです。
○○キロ体重が減ったからと言って見た目が変わるという方は少ないと思います。
あるアンケートで中高生の女の子に理想の体重を聞いていたのですが、驚きの数字でした。
30kg台後半~40kg台前半という体重です。
以前、芸能人専門パーソナルトレーナーのセミナーの中で、
日本のモデルに一番多い身長165~170cm前後のモデルの中で、特にスタイルが良いとされるモデルを対象に体重を確認したところ8割以上のモデルが50㎏以上という体重だったということです。
確かに身長が165㎝もないから・・・
という方もいらっしゃるかもしれません。
単純に計算したとしても
170cm 50kg
160cm 47kg
150cm 44kg
前後差はあったとしても、それくらいの体重があって初めてキレイに立つ!ということができるようになります。
30kg台後半~40kg台前半では筋力不足などにより正しい姿勢で立つこともできず、姿勢が悪くなる一方だったりします。
体重管理よりも姿勢管理が大切だと声を大にして伝えていかなければいけませんね!
動きの質を高める
動きが悪い人ってどんなイメージを持たれますか?
カラダの使い方を知らないことによって動きの幅、範囲が狭い方が大勢いらっしゃいます。
例えば
ボールを投げようとしたときに
①腕だけで投げようとしている方
と
②体幹を使って投げようとしている方
だと
明らかに後者の方が距離も伸びるはずですし、ケガなどのリスクも少なくすむとイメージをされるハズです。
実際、子供たちを見ていても逆上がりがすぐにできる子だったり、走るのが早い子などはカラダの使い方や関節の連結の仕方が上手だったりします。
このアナトミートレインという考え方は、身体の連結を考えたうえでも大きなヒントがあったりします。
この連結を繋いでいくことによって、身体の使い方が変化していくことを実感することが出来ますよ(*^^)v
カラダを捻るときも脇腹だけでなく太ももの外側、ふくらはぎの外側などをイメージするとつながりができやすいです。
トレーニングをするさいなども筋単位(一つの筋肉)だけで考えるよりも、繋げて考えたほうが質の高いトレーニングになったりもします。
もっともっと深めて色々と考えていかなければいけませんね( ゚Д゚)