痛みが良くなったら何がしたいですか?【浜田山CAZU整骨院】

2017年09月2日

腰を悪くして・・・

長年にわたって腰を悪くしてしまっていた方が来院されました。

聞くところによると、高校生くらいの時から丸13年腰痛で悩んでいるそうです。

病院や整形外科、整骨院、整体、マッサージ、カイロプラクティック、鍼灸、他にも民間療法と言えるものを数多く受けられたという方でした。

背骨を触診させていただくと、明らかに教養椎移行部(腰の上の方)の位置が悪く、腰椎の後方変位が多数見られます。

まずはいつものように、座り方の指導からです。

膝の位置を確認してみてください。

いかがですか?

ちょっと○○が前方に位置しているように見えませんか?

これを左右均等に合わせてみましょう。

そうすると如何でしょうか?

腰が少し伸びるような感じが得られると思います。

この感じを覚えておいてくださいね。

もう一度、先程の状態に戻して今度は肩を挙げてみましょうか?

いかがですか?

ここで引っかかりますよね?

これはイメージ画ですが・・・

実は手のひらを下にして肩を挙げていただくとと○○側の筋肉の動きの検査になるんですよ!

逆に手のひらを上にして肩を挙げていただくことで○○側の動きの柔軟性も見ることが出来ます。

色々と整体などに行かれていると分かっていただけるのですが、施術前後でこれを逆にして誤魔化しているお店もあるので注意されてくださいね笑

ここまでがいつもの説明するときのパターンです!

動きの確認を共有することで、施術前後の変化を理解していただくことにつながります。

これをやっても分からない方は、お身体への反応が取りづらく、誠に残念ながらお断りをさせていただくこともございます。

先日も一名いらっしゃいました。

申し訳ございません。

それくらいこの検査を重要視しています。

動きの基準を共有できないことには、施術・矯正をしても意味がないと言い切れるくらい大切だと思っております。

今の痛みを取ることも重要視していますが、それがお身体に負担とならないようにするためにも許容量を間違えて刺激を入れすぎないための基準にもなります。

それに気づいてもらえないような場合であれば、勇気をもってお断りをさせていただきます。

申し訳ございません。

お話を戻します。

後方変位があるということは、重心軸に乱れがある。

背骨に位置異常があるということです。

ブログでもたびたびお伝えさせていただいているのですが、背骨で体重を支えられないような形になってしまうと、筋肉などの軟部組織を固めて体重を支えるような形になってしまいます。

そうするとどうなると思いますか?

骨と違って、筋肉は本来柔らかいはずです。

それがなぜ硬くなってしまうのでしょうか?

そうなんです!

この硬い筋肉の正体は!

頑張って背骨の代わりに体重を支えてくれている筋肉の姿なんです!

決まりました!

頑張り筋の成れの果てが、腰痛となってしまっているという悲しい状態でした。

これを理解していただくことで、腰に負担がかかる姿勢について興味を持っていただけるようになります。

この姿勢が原因ですよ。と知っていただくためには、これだけ長いお話をさせていただくことになるんです。

ぜひ今回のお話で予習をされておいていただけると助かります笑

お話が終わると、次はセルフケアのための体操指導です。

これは明日のブログに載せたいと思いますので宜しくお願い致します。

このイラストは本当にいいイメージ図です!

業界関係者の方は必見ですよ!