操体法 動(からだを動かすということ)について 浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分
2016年12月9日
身体の動かし方、ゆがみ方について
身体の動かし方には人それぞれのクセがあります。
首を傾けているクセ、体重を片足にかけやすいクセ、脚を組みやすいクセなど様々です。
他にも右肩にばかり重たいカバンをかける、いつも右足を上にして組む、横座りがいつも同じ方向、テニスやバドミントンなど球技で右側ばかり使うなどの原因があります。
多くの方が一つのクセではなく重複して組み合わさっていることによって症状を作り出す原因となります。
動きというものには常に重心移動が伴います。
片方ばかりに重心が偏っていたりすると、バランスが傾いてしまい歪みとして認識されるようになってしまいます。
例えば、指先などの末端を動かすだけでも全身は連動してバランスをとるものなんです。
動きを作り出すにしても、連動するということがとても大切!
一つの関節の動きで力を入れようとしても、1の力しか出ないとします。
それが2つ、3つの関節にわたって身体を連動して使うことが出来れば10の力、20の力となって表現することができるようになるんです。
子供のころに足が速かったり、運動神経が良いね!なんて言われたことがある方は、この連動させる力、身体の繋がりをつくる動き、身体本来の使い方が上手な方だったというわけです。
身体を痛めたり、動きが悪い方などは、この使い方を忘れてしまったり、誤って使うことによってお身体に負担がかかった状態です。
操体法ではこの身体の使い方を再教育していきます。
筋肉も動かし方を覚える性質があり、操体法で矯正してあげること=教育している状態を作り出しています。
今回はついでに・・・
変形までの道筋・・・
例えば、変形性膝関節症など骨まで変形してしまうまでの順序もあります。
異常感覚(動きの悪さ、疲労など) ➡ 歪み ➡ 痛み ➡ 機能障害 ➡ 器質障害 ➡ 病名・変形という順序でお身体の状態が変化していきます。
痛みが出た時点で、すでに3段階も進んでしまっている状態なんですね。
お身体を労わってあげてください。
お身体の回復具合は、来た道を帰るような形になります。
一気に改善することが難しいのは、この帰り道が人それぞれあって状態、症状に合わせて改善しないといけないからです。
体力があって、関節の柔軟性が高い、日ごろから運動を心がけているなどの方は一気に改善することもできないこともありません。
ある程度、病名や変形が進行している、機能が落ちているという方は基礎体力などが落ちてしまっていて一気に改善しようとすると反動が強く出ることが多いからです。
そのタイミング、状態に合わせてご提案させていただきます。
今回は動きについてお話をさせていただきました。
次回は想(メンタル面)について「心地よい・前向きな」心持を通じて心身の調和を図るということをお伝えしたいと思います。
お客様の声 杉並区浜田山 30代 男性
5年前にヘルニアと診断されて、疲れた時や仕事が忙しい時などに腰に痛みがあり近くの整体院や整骨院、整形外科に通ったのですが、まったく良くならず・・・
こちらにお世話になったきっかけはエキテンという口コミサイトからでした。
物は試しというチャレンジ精神で治療を受けさせていただきました。
骨格矯正と炭酸整体をしていただき、以前のような痛みやハリ感はなくなりました!
ほんとうにありがとうございます。
免責事項 お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません