つま先重心の立ち方
2017年05月28日
このままでは膝を悪くしますよ
前傾姿勢(つま先重心)で立っている方が増えてきています。
スマホやパソコンを利用している方が増えたことによって更に増加傾向です。
なぜ前傾姿勢での立ち方に問題があるのかを考えてみましょう。
サルやゴリラを思い浮かべてください。
お尻が出ていて、反り腰で、膝を曲げて前傾姿勢で歩いているイメージではありませんか?
体型を見てみても、太ももやふくらはぎは筋肉がたくましいですが、お腹はポッコリといったイメージです。
つま先に重心がかかる前傾姿勢では、膝が曲がりやすく、常にスクワット状態で太ももやふくらはぎに過度に負担が蓄積してしまいます。
そして反り腰を誘発してしまい、お尻の筋肉がサボってしまうため腹筋にも力が入りづらくなってしまうため、ポッコリお腹になってしまうという悪循環になります。
この状態で歩き続けてしまうと、膝だけでなく、股関節や腰などに異常をきたしてしまいます。
人間の動きは歩行をベースに作られていて、日々の歩行の回数だけ歪みが蓄積し続けてしまうということです。
これって怖いと思いませんか?
前傾姿勢を正すためのポイントはお尻です。
お尻の筋肉を使用することで、かかとに重心を移動させ、直立することができるようになります。
人間と霊長類との違いは、このお尻にあるといっても過言ではありません。
人間がサルやゴリラに負けない筋肉を鍛えてみませんか?