リアラインコア
2017年03月16日
リアラインコア理論
リアライントレーニングは、関節のアライメントの修正のより、理想に近い関節運動を獲得する事、そしてその結果として関節が最高のパフォーマンスを発揮できる状態を維持するためのトレーニング法であると定義されています。
姿勢が悪い状態や痛みが生じている状態で関節運動を行うと、関節にはズレや歪みが生じます。
その状態で使い続けてしまうことによって関節疾患を起こしてしまい、痛みが固定化されてしまうと考えます。
それだけでなくアスリートの外傷予防、パフォーマンスアップにも正しい使い方理論は必要です。
症状や発症後に出現した機能低下については、関節のアライメントが乱れている状態とも言えます。
体を家と考えた時に、骨盤は土台や基礎、背骨を大黒柱とクライアントの方々にはお伝えしております。
肋骨が梁、血管が上水道や下水道、神経が配線という具合です。
家のゆがみが雨漏りの原因である場合、床を拭いても雨漏りの原因を改善できるわけではありませんよね。
必要であれば基礎や大黒柱から直していかなければ雨漏りを直すことが出来ないかもしれません。
家のゆがみの状態と歪みが生じてしまった原因を把握することで、対策を施すことが出来ます。
お身体も同様の手順で原因を知ることがポイントです。
痛みに対してマッサージをするだけでなく、痛みの原因である部分を探し出すことが大切ですね。
組織損傷
痛みとは様々な種類があります。
その多くは軟部組織の損傷を伴うことが多くあります。
組織損傷とは組織断裂、微細断裂、瘢痕化、阻血性壊死などが含まれます。
ゆがみのある状態でスポーツなどを行うと、関節運動や筋収縮により組織に過大なストレスが加わってしまい、組織損傷に関連した炎症症状が発生する可能性があります。
亜急性外傷と言うこともできるのですが、繰り返し同じように痛めてしまうのは使い方の誤りが多くの原因です。
比較的軽微なストレスが繰り返し蓄積してしまい、慢性的な痛みや退行性変性を起こしてしまい回復するまでに時間が掛かってしまいます。
痛みを何度も繰り返してしまっている場合には動きの再教育化が必要不可欠です。
鍛える前に整えましょう!