苦味、渋みを味わう

2019年07月31日

味覚の変化

先日、あるお客様とコーヒーが美味しく感じるようになったというお話になりました。

その方はコーヒーの苦味を味わえるようになったと喜ばれていました。

自分自身、振り返ると学生時代や子供の時などには「コーヒーなんて苦くて何が美味しいんだろう」と思っていた時期がありました笑

それが最近では暑い日にはアイスコーヒーを好んで飲んでいる自分がいます。

これって実は・・・

舌の衰えからくるもの、もしくはストレスが原因なんです。。。。

知りたくなかった本当の話。

ビール、コーヒー、苦めのチョコレート、渋いお茶などが分類されますかね。

調べてみると、

ヒトの味覚は以下の5つから成り立っているということです。

1. 甘味 ・・・ エネルギーのシグナル
2. 塩味 ・・・ ミネラルのシグナル
3. 酸味 ・・・ 腐敗のシグナル
4. うま味 ・・・ タンパク質(アミノ酸) のシグナル
5. 苦味 ・・・ 毒のシグナル

本能に刷り込まれているメッセージです。

子供のころには本能的に甘みを求めます。

海水などから作られる塩にはミネラル分が豊富に含まれています。

酸味を感じる食べ物は意図的に避けるようになっていますね。

アミノ酸がうま味成分時は知りませんでした。調べてみると、グルタミン酸はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の中の一つだそうです。

そして、苦味は自然界だと毒という明確なメッセージだと。

その苦味を味わえるようになるということは衰えからくる気付きだと。

苦味、渋みを味わえるようになったということは年齢を重ねて舌の衰え、脳疲労が起こっているサインだという視点を持つことも大切です。

この気づきをシェアさせていただこうと思って今回のブログを書きました。

お読みいただきありがとうございました。