痛みはカラダの弱い部分にでる

2017年09月17日

人間のカラダはバランスが大切

足首を捻挫をすると歩行が乱れますよね。

先日も中学生クライアントさんが捻挫をされて来院されました。

そうすると足首は炎症を起こしてしまって脹れるのですが、それを庇って歩いているうちに股関節や腰などにも筋肉疲労のような状態が生じてしまったりします。

人間のカラダは本当に良く出来ていて、バランスを補ってくれるような働きがあります。

このケースの場合は足首を痛めた原因があるので、負傷部位がハッキリとしているのですが、股関節や腰などは足首を庇ったために痛める手前まで頑張ってくれた被害者みたいな立ち位置にあります。

 

 

正直、伝わりにくい表現で申し訳ないのですが、ひねってしまったり、ぶつけてしまったりする直接的な原因があったとします。

それ以外にも発生機序がハッキリと分からない不定愁訴と呼ばれるような症状、痛みが出ている部位はその人にとって庇いきれない弱い部分でもという表現を使っています。

弱い部分が耐え切れずに痛みとしてサインを出している状態という表現の仕方です。

分かりづらい表現方法で申し訳ないのですが、一つの症状が一つの原因とは限りません。

例えば肩の症状が出ているとして、それは肩に原因があるケースよりも他の症状を庇ってしまって最終的に方に症状が集まってしまっていると考えた方が自然ということです。

慢性症状で悩まれている方の多くが、歪みを何層にも積み重ねて来院されます。

1回で症状が改善できる方は本当に稀です。

カラダを変えるときにはターンオーバーの考え方が大切です。

弱い部分を鍛えつつ、しっかりとバランスを整えることで再発予防につなげていかなければ根本改善にはつながりません。

その為の期間がおおよそ3ヶ月ですね。

最低でも3ヶ月。

カラダを変える期間、意識を変える期間だと思って続けてみてください。