頭の傾きを背骨に合わせる
2017年06月24日
目線の高さが大切
免許証の更新時などに「頭が傾いているので左に傾けてください」と言われた経験ありませんか?
意外と多くの方に、この頭の傾きが生じていたりします。
この傾きがある方の多くは、背骨のバランス不全が生じている可能性があります。
デスクワークが続いて、肩こりがひどい。
朝起きるときに腰痛がある。
こういった症状をお持ちのほとんどの方に、頭の傾きが生じている可能性があります。
この親指部分にある背骨を頸椎1番、別名「アトラス」と言います。
アトラスは、日頃の姿勢、仕事によって生じる過負荷、出生(分娩)時に生じる伸展動作や吸引,スポーツや運動時のケガ,事故等の影響により複雑な歪みを生じさせてしまう部分でもあるんです。
多くの方は自覚の無いまま一生涯を過ごされます。
「健康であることが何よりの財産である」
以前、勤めていた先輩スタッフがおっしゃっていた言葉です。
健康の定義を調べてみました。
「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」という状態だそうです。
よくよく考えてみると、深い言葉だなと感じます。
話を戻しますね。
この部分(アトラス)の歪みが一定の許容量を超えてしまうと様々な症状の原因にもなります。
地上の重力加速度や慣性,摩擦力の影響を受け続けて生活する私たちの身体は、アトラスの歪みを代償、補正しながら体のあらゆる箇所に二次的三次的な歪みを作り出します。
下位の椎骨や骨盤、股関節などは、自ら大きく歪んでくれる事によって デリケートな上部頸椎を過度な負担から守ってくれているのです。
特にストレートネックと診断をされたことがある方は要注意です。
この前弯が消失してしまった状態が続くと、アトラスにかかってくる負担が固定化されてしまいます。
頭が傾いているなと感じている方は要注意ですよ!
気になったらお声がけくださいね( ゚Д゚)