開業する際にやりたかったこと【浜田山CAZU整骨院】
2017年08月2日
柔道整復師という資格
整骨院を開業するにあたって柔道整復師という国家資格が必要になります。
この資格は3年間、専門の教育機関に通うことによって受験資格を得ることが出来ます。
ただ卒業すれば資格を得られるわけでもなく、国家資格を得るためには試験が必要になるということです。
ちなみにその教育現場で習うことと言えば、骨折や脱臼などの外傷(ケガ)を整復する技術を取得することを目的としています。
臨床現場では、そういった外傷を目の当たりにする機会が減ってしまい、慢性症状などが主なクライアント層になってきています。
おそらく巷の整骨院の9割は外傷よりも慢性症状で通われている方が多いのではないのかと思います。
当院でも9割は自由診療で通院され、慢性症状を主なターゲットとして施術・矯正を行わせていただいております。
当院で行わせていただいている施術自体の構成も全身バランスを調整する形のものが多く、保険診療では対応すること難しい方を対象とさせていただいております。
保険診療とは痛めた部位だけを施術、固定するための制度です。
基本的には痛めてしまった部位を保険請求をさせていただくことになります。
首であれば頸椎捻挫。
右肩であれば右肩関節捻挫。
腰であれば腰椎捻挫。
といった具合で請求をさせていただいております。
しかし根本原因を探っていくと、ほとんどの場合に原因と痛みが出ている結果が同じ部位であることがなく、こういったケースの場合には根本原因に対して施術を行わない限り、再発を繰り返すことになります。
例えば肩が痛いという方に関しても根本原因を正しく矯正することができれば、他の部位からの遠隔矯正が可能になります。
骨格や関節を正しいところに収めるということが大切です。
自分自身、開業する際に一つ目標を作っていました。
それが根本改善を出来る技術を取得すること、提供できる環境をつくりだすということでした。
ようやく根本改善への道を進みつつあります。
もっともっと向上できる自信も出てきました。
本当にありがたいことです。
一つの志の上に成長を重ねることが出来ている日々に感謝したいと思います。