産前・産後の腰痛 浜田山駅から徒歩2分 浜田山CAZU整骨院
2017年01月18日
妊娠中の恥骨結合離開(恥骨離開)について
本日は、スタッフの田中が第三子妊娠中に悩まされた体の症状について書かせて頂きます。
特に女性の抱える骨盤トラブルを中心にお話をさせて頂ければと思います。
「恥骨離開」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか。
恥骨は骨盤の前側の部分で、左右の骨盤を繋ぐ役目をしているんですが
妊娠をすると、ホルモンの関係でこの恥骨結合部も緩んできます。
こうして出産の準備で恥骨輪が広がっていきますが、中には骨盤が広がりすぎて恥骨結合部が離開してしまうことがあります。
これが「恥骨結合離開」です。
言葉にすると、なんてことない症状だと思われますが、この症状は激痛で身体を動かす事がほとんど無理な状態になるんです。
先ほども書きましたが、恥骨結合とは骨盤の前面を構成する部分です。
内転筋など下半身を支える大切な筋肉が数多く付着している部分です。
例えば立ち上がったり、歩いたりは激痛で出来ません。
睡眠時の寝返りも出来ないですし、トイレも普段の倍以上の時間がかかり、立っているのも困難なので家事全般が出来ない等、日常生活に支障をきたす程の症状に妊娠4ヶ月目くらいから悩まされました。
過去に二回ほど出産を経験してきましたが、このような症状に悩まされるのは初めての経験でした。
産院で対処法をお聞きしましたら、投薬治療は出来ないので「とこちゃんベルト」という骨盤ベルトの活用をすすめられました。
その時から出産直前までお世話になりましたが、ベルトを装着すると骨盤が締まるのか大分楽にはなりましたが、当時は、この激痛がいつまで続くのか、家族に迷惑をかけている負い目等の不安感や罪悪感等で身体よりも心の方が辛い状態だったのを今でも覚えています。
今現在、こちらの整骨院で働かせて頂くようになり、この「恥骨結合離開」についてわかった事があります。
妊娠前~初期にかけての運動や体操などが本当に大切だということです。
事前に身体、特に骨格を整えておくことによって骨盤の開閉をスムーズにすることで骨盤のストレスを減らせるということを皆さんにも知っていてほしいです。
こんなにも多くの筋肉が集まっている部分でもあり、骨盤がゆがむことで筋肉や関節、靭帯などにもストレスを多く抱えることになります。
一度、骨盤のゆがみチェックに浜田山CAZU整骨院までお立ち寄りくださいね(‘ω’)