春の子ども姿勢改善プロジェクト
2019年03月5日
体が悪くなる根本原因
お子様が生まれてから負ってしまったケガって覚えていらっしゃいますか?
実は姿勢不良の原因ってケガの蓄積が影響しています。
過去のケガ、例えばスポーツによるケガ、交通事故、寝違え、生活習慣などが原因で背骨の関節に硬さが生じてしまっています。
一般には知られていませんが、出産時に鉗子分娩などの際に新生児の頭を引っ張って出産を行うタイミングで頚椎に負担をかけてしまっていることもあります。
これは体中の関節に生じてしまうのですが、最終的に背骨の関節にダメージが蓄積するとお考えください。
例えばケガを負ってしまって、その表層の痛みは時間の経過とともに軽減していくのですが、その際に生じてしまった関節の歪みなどは時間が経てば経つほど実際は進行しています。
進行してしまった関節の歪みは様々な不調や症状の原因にもなります。
関節の痛みは勿論のことですが、その状態をかばう生活を続けることで「背骨に歪みの固定化が生じてしまう」と、背骨の中を通っている自律神経などが正常に働かなくなってしまいます。
常に交感神経のスイッチが入ってしまっている状態の錯覚を起こしてしまうということです。
この状態がいわゆる自律神経失調症と呼ばれている症状です。
こうなると厄介なのは自然治癒力という回復力が正常に働かなくなってしまい、睡眠時間を長めにとっているはずなのに疲労が回復していなかったり、腰痛がいつまで経っても治らないといった状態に陥ってしまいます。
それは年齢を重ねるほどに様々な不調や症状が蓄積する状態と一致します。
年齢を重ねるごとに背骨の状態が悪くなってしまうことで、症状や不調が進行しているような錯覚に陥っているということです。
若い年齢で体のケアをしっかりと行えれば、それに見合った体の状態をキープすることができます。
だからこそ「子供の姿勢改善プロジェクト」は大切なお子様のために必要です。
基準を知ることで悪い姿勢から抜け出すことができます。
姿勢状態を把握することは、現状を知り対策をするための第一歩だからです。
そして何より家族全員で理解を深めることが重要です。
お父さん、お母さんが姿勢が悪ければ子どもも姿勢が崩れやすくなります。
親の背中を見て育つ。とは上手く言ったものです。
ぜひ共通認識として姿勢について学ばれる機会にされてみてくださいね。
状態を把握するためには精密検査が必要な場合がございます。
精密検査を行なって過去の背骨のケガを見つけて、その部分をピンポイントで直していくことが重要になります。
*精密検査につきましては提携先の病院へのご紹介をさせていただきます。