医療費と療養費の違い【浜田山CAZU整骨院】

2017年07月18日

整骨院で保険が使えますが・・・

最近、新規で来院された方が「○○整骨院は保険で肩こりをやってくれたんでよ。ここはダメなの?」というお話をされていました。

申し訳ありません。

整骨院、接骨院では肩こりや慢性的な腰痛は保険を本来使うことが出来ません。

正直、この○○整骨院で健康保険(療養費)が使える条件について説明を受けたことがあるのかどうか疑問なレベルのお話でした。

「痛いんだから保険使えるんだろ?」とお話をされていましたが、かなりグレーゾーンのお話だったので、丁重にお断りをさせていただきました。

ましてや自分自身の技術、知識を安売りする必要性もありません。

昨今の社会保障費の増加に伴い、書類審査の厳格化、審査委託業者によるアンケートや回答書の実施などが頻繁に行われるようになり、整骨院の”保険が使えるマッサージ屋さん”としての役割は終えつつあります。

療養費の適応範囲の説明に加え、患者様の症状は何が原因で、いつ、どこで、何をしている最中に痛めたのか、それも患部をどのようにして痛めてしまったのかを詳細に記載する必要性があります。

療養費の適応範囲、受領委任制度など意外と複雑なんです。

ちょっと調べてみてください。

ここの請求団体さんは詳しくお話をされています。

アイワ接骨師会

「20年ほど前までは、良い時代だった」と50代、60代の先生がお話をされていることがあります。

バブルに沸き景気も良く、現在3割負担である一部負担金も0円の時代があったというのは、自分たち世代は知りません。

確かにそのような時代であれば、どんな施術・接客・対応をしていても患者はあふれていたといいます。

整骨院の資格を持っていれば、ビルが建ち、ベンツに乗れるという時代もあったそうです。

その感覚が抜け切れていない方も正直いらっしゃいます。

世代間格差をかなり感じる場面もありました。

他の業種の方々もありますよね。

盛者必衰、驕れるもの久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

いい時もあれば、悪い時もあります。

それが人生かな~って感じる今日この頃です。

実るほど頭が下がる稲穂かな。

天狗にならないように気を付けたいと思います。

首コリ、肩こりでお悩みなら浜田山CAZU整骨院