全ての慢性症状の原因は腰に集約する【浜田山CAZU整骨院】
2017年07月17日
対処療法から原因療法へ
慢性症状はどこからアプローチすればいいのか?
これは「どこが原因ですかね?」というお話の中でも大切なポイントになります。
皆さんは、どこに原因があると思いますか?
きっと、これからも長く続いていく治療家人生の中でも答えを探し続けなければいけない問いかけだと思います。
ただ多くの方にみられる状態として、腰と骨盤周辺の重心バランスの崩れが見受けられるということです。
第一三共ヘルスケアが全国の30、40代の男女5000人を対象に実施した「肩こりと腰痛に関する意識調査と実態調査」によりますと、肩こりは73.5%、腰痛は67.0%が国民病と答えているということです。
10人のうち7人は肩こり、腰痛を持っているということですよね。
毎月で300人前後を診させていただいている中で、ほとんどの方が背中が丸まっている、腰骨がボコボコしている、酷い方だと明らかに骨盤の左右差が生じてしまっている。という状態になってしまっています。
声を大にして言いたい!
腰を伸ばして座りましょう!
反り腰になってしまうからダメと言われた。という方もいらっしゃるかもしれません。
確かに反り腰になることによって腰に痛みが生じてしまう方もいらっしゃいます。
それを理解されている方は大丈夫です。
腰を丸くしてしまっている、もしくは伸ばせない方に関しては、腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)という「太ももの付け根と腰椎、骨盤」をつなげている筋肉が全く働けていない可能性があります。
この腸腰筋を使うことによって、腰椎の前弯と骨盤の前傾が作り出されます。
腰や骨盤を伸ばすことによって、腸腰筋にも刺激が入ります。
股関節が硬いなぁ~、腰が伸びないなという方は、この腸腰筋が使えていない可能性が大です。
とりあえず大腰筋はこちらです。↓↓↓
この大腰筋と呼ばれている筋肉はインナーマッスルの中でも、特に重要視されている筋肉です。
この筋肉が伸縮することができない環境になってしまうと、どうしても腰が立たない状態になります。
ぎっくり腰の時などにも、この部分を解放するだけでも腰が伸びやすくなるポイントです。
ストレッチをしようとしても、一人ではなかなか刺激が入りずらい部分でもあります。
ある程度、解剖学的な知識や運動学の教養がないと難しいです。
もう一つが、この腸骨筋です。
大腰筋と腸骨筋を合わせて、腸腰筋とも呼びます。
この二つの筋肉を理解し、股関節・腰・骨盤を学ぶだけでも多くの症状と向き合うことにつながります。
慢性症状の多くは、この二つの筋肉の機能低下も原因として考えてもいいかもしれません。
まだまだ書きたいことが沢山あるのですが、今日はもう疲れてしまいました笑
また日を改めて書きたいと思います( ;∀;)