評価と治療【浜田山CAZU整骨院】
2017年07月19日
どこに原因があるか?
どこまで痛みと向き合うか?を考えた時に、痛みに対して対症療法として痛みだけが取れればいいという考え方と、その痛みはあくまでも表面的な症状で原因は他にあるのではないか?と考えた時のアプローチの仕方は全く違うものになります。
例えば足首を挫いてしまい足首だけが痛い時、そのケースの場合には足首を冷やしたり、固定したりする必要性があります。
初期対応を間違えてしまうと、その足首を庇ってしまい様々な症状が全身に表れてしまいます。
慢性痛に悩まされている方の多くは、この初期対応を間違えてしまって、全身バランスを崩してしまい症状が固定化されてしまっているケースがほとんどです。
クライアントさん自身が気付いていない原因を見つけ出すために、動きの検査を重要視します。
検査という評価があって、施術が活かされます。
すぐにベッドに寝て、施術を行うのではなく原因を見つけ出して施術を行うことでお互いが情報を共有し、動きの変化という結果を共有することが出来ます。
マッサージをしてもらって楽になった~というのは自己満でしかありません。
施術や矯正は正しく使うことによって体には大きな変化、結果を出すことができます。
この時に起こっている変化とは関節可動域が拡がったり、筋肉の張りが減少したり、血流が上がったことによってポカポカするという形で体感していただくことが出来ます。
患者さんのリアクションがあると、こちら側も気分ウキウキで沢山やってあげたい気持ちになってしまうのですが、やりすぎてしまうことによる弊害もあります。
俗にいう揉み返しのような症状であったりとか、ダルさが出てしまったりすることです。
その方の体力やその日の体調などにもよるので一概には言えないのですが、施術後の体調の変化を次回にまた教えていただけると更に施術の精度が高まります。
お身体の状態に合わせるということは、そういうことだと思います。
やはり初回だけで結果が出せる範囲は限りがあります。
あえて刺激量を少なくする場合もあります。
健康という結果を出すためにも、ある程度の回数が必要です。