脊柱管狭窄症②

2017年02月18日

脊柱管狭窄症の画像診断

先日、一人の男性のお客様が来院されました。

整形外科でMRIの画像検査をしていただいて「脊柱管狭窄症」と診断をされたとお話をされました。

セカンドオピニオンで他の整形外科に行っても電気とシップで経過をみましょうとのことで当院に相談に来られました。

かなり長期間苦しまれていたようで、歩行姿勢や立ち姿勢などが「くの字」で固定されているように見えました。

お身体の軸が定まらずにお身体の不調が表面化してしまっていました。

この脊柱管狭窄は40代以降の方であれば、多くの人の脊柱管が狭くなっています。

脊柱管が狭窄したからといって必ず症状が出るとは限りません。

画像よりも症状が大切です。

間欠性跛行があるかどうかが一つのポイントです。

この間欠性跛行とは少し歩くと下肢に痛みやしびれなどが出てしまい歩けなくなる症状です。

前かがみになって少し休むことによって症状が消失するという特徴があります。

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン

このガイドラインによれば軽度、または中等度の患者様のうち1/3~1/2の患者様が自然経過で改善に向かうと書かれています。

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン

年齢的にこれ以上悪くなってしまうのではないか?という不安から手術を選択される方も多いのですが悪化しない方も多いということです。

脊柱管狭窄症は症状によってはあらゆる生活の制限になります。

しかし痛みが起こりにくい姿勢や動作を覚えておくことによって対処することもできます。

そうすれば支障をきたすことなく日常生活を過ごすこともできるのではないでしょうか?

不安とは未来や症状に対しての解決の糸口が見えないときに生じるものです。

その不安はこういった統計を知ることによって和らげる、もしくは安心を与えることが出来ます。

何事も情報を得ることで対策が出来ます。

インターネットの普及したこの世の中であれば簡単に知ることが出来ます。

ただその情報が正しくない場合もあります。

将来的に覆される事もあります。

今後も現状、ベストだと思う情報を皆さんにも提供していきたいと思っております。

お客様の声 杉並区富士見ヶ丘 60代 男性

病院で脊柱管狭窄症と診断をされました。

好きだったゴルフを辞めて治療に専念することにしました。

それでも痛みは変わらず、散歩をしようとしても100mも歩けば足がしびれてしまい満足に歩けないという状態でした。

こちらの背骨の矯正は関節の引っ掛かりを取り除く矯正だそうです。

不安もありましたが、少しでも良くなるのであれば。と思い矯正をお願いしました。

終わって歩いてみると明らかに歩様が変わりました。

歩くのが辛いのが無くなっています。

足の重だるさも無くなっていました。

何回か続けて矯正をしてもらおうと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

「免責事項」個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません

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