嚙み合わせと姿勢について
2017年04月7日
肩こり、頭痛の原因かも?
肩のコリがひどい。
頭痛がする。
などの症状があらわれていたり、イライラする、フラストレーションが溜まるなどのメンタル的な問題にも”歯の噛み合わせ”や”顎の動き”が関わってきます。
首の位置異常によって顎関節を悪くしてしまっている方が多くいらっしゃいます。
上顎骨は頚椎1番、下顎骨は頚椎2番、そしてその組み合わせで頸椎3番とも連動しています。
結果として歪んだ状態をかばおうとする補正による連鎖反応を起こしてしまい、頭(頭蓋骨全体)のゆがみとして表面化してきます。
そしてそのゆがみは更に最終的に全身に広がり、体のどこかに痛みなどの症状として表れます。
特に顎の筋肉は、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋、咬筋などの緊張状態を開放する必要があります。
側頭筋のマッサージなどは有効ですので、気になるようであればご相談ください。
顎関節症
顎関節症には1~4型までの分類があります。
1型、2型のうちにセルフケアで整えておくことが大切です。
1型:咀嚼筋障害
2型:関節包・靭帯障害
3型:関節円盤障害
4型:変形性関節症
となっています。
4型まで進行していると、顎だけの症状だけでなく全身の症状として現れてきます。
特に肩こりや背部痛などが特徴的です。
顎の機能が落ちてしまうことによって、姿勢不良を起こしてしまったり、呼吸が浅くなったりすることによって悪循環を起こすということを忘れないでください。