CAZU式骨格矯正のお話
2017年03月10日
CAZU式骨格矯正の説明
骨格矯正についてお話をさせて頂きます。
この矯正の特徴は座りながら行える矯正だということです。
座っているだけで椎間板内の内圧が立っているときと比較すると1.4倍の負荷が加わっている状態になります。
そこに更に矯正の刺激を加えることによって背骨のねじれ、引っ掛かりがとれやすくなり背骨の柔軟性が高まります。
受けていただいた方は分かっていただけると思うのですが、背骨の柔軟性が高まることによって肩甲骨や股関節の動きも広がります。
この肩甲骨と股関節の動きが広がることによって歩行や立ち姿勢も安定し、お身体の自然治癒力のスイッチが入ります。
お身体の体力、気力にもよりますがどんどん活性化していきます。
特に頸椎~胸椎あたりの動きが広がるだけで腰への負担を解消するヒントが沢山あります。
腰が痛いからと言って腰をマッサージしたりストレッチをしたからと言って良くなるわけではありませんね。
更に背骨から出ている脊髄神経は内臓や筋肉にまで命令を送っている役割を持っています。
この脊髄神経の出ている椎間孔も背骨のゆがみ方などが影響を受けてしまい、脊髄神経にストレスを与えるような形になります。
多くのケースの場合は筋肉による圧迫によって神経終末などが興奮してしまい痛みとして勘違いしているケースがほとんどですが・・・
自分自身、勉強の為に色々とバキバキ系の矯正を受けましたが、終わった後は少し楽な感じがしましたが反動がとても大きく、体調を崩すケースがあったり、ゆがみが固定化してしまう原因になったりと散々でした。
時には吐いてしまったこともあります。
好転反応とは違った反応だったので少し焦りましたが・・・
20代までなら良いのですが、それを超えた方には残念ながらおススメは致しません。
*全員がダメというわけではなく、理論体系を理解せず、技術・能力が無い人間が多いというリスクがあるので避けるためにはボキボキ系に手を出さない方が無難という訳です。
姿勢による腰への負担のかかり方
まずは下の図をご覧ください!
姿勢によってかかってくる腰への負担をグラフとして表したものです。
ちなみに
仰向けで寝ると腰への負担は25
横向きで寝ると腰への負担は75
となってます。
なるべく仰向けで寝るようにすると腰の負担が少ない状態で休めるという目安になります。
立った姿勢で前かがみになり荷物を持ち上げた際に腰を痛めたり・・・
というありがちなパターンも、これで説明が出来ますよね。
腰が痛いな~と感じたら、この図に載っているような姿勢は避けてくださいね。
詳しくは「姿勢による腰への負担」などで調べていただけると勉強になると思います。