【常識を疑え】スポーツのケガは“身体の連動”で改善する

2025年08月5日

~電気治療・ストレッチ・インソール…本当にそれで大丈夫?~

■ スポーツ選手の痛みの原因は「連動不全」にある

スポーツにおける身体の使い方は、競技によって実にさまざまです。
そして動きはすべて、脳からの神経伝達により筋肉が反応することで成り立っています

「この動きのときに痛い」
「踏ん張りが効かない」
「力が入りにくい」

そういった悩みは、単なる筋肉の問題ではなく、神経伝達の不具合によって起きていることがほとんどです。

■ その“動き”を再現することで、問題の神経ラインが見える

当院では、痛みや不調を感じる「実際の動作」を再現していただきながら、その場で筋力検査を行います。

すると、どのポジション・角度で神経の通りが悪くなるかがはっきりわかります。
その箇所に神経を通す施術をすると、反射や反応が格段に速くなり、パワーが蘇ります。

■ 電気治療やマッサージでは改善しない理由

残念ながら、よくある電気治療やマッサージだけでは一時的な変化に過ぎません。

例えば…

  • 電気治療をしても変化が乏しい

  • 痛みのある部位にマッサージをしてもすぐ戻ってしまう

根本の神経伝達が改善していない限り、身体は元の不調な状態に戻ってしまうのです。


【間違いだらけの常識】試合前にやってはいけない3つのこと

① 試合前のマッサージ・ストレッチ

試合前にマッサージやストレッチをしてしまうと、筋肉の張力が抜けてしまい、パワーが出せなくなります。
「ほぐしておけば良い」「柔らかければ良い」というのは、大きな誤解です。

② アイスは“最初の10分だけ”で十分

ケガをした直後、10分間のアイシングは必要です

しかし、2日も3日も冷やし続けるのは逆効果

本来、ケガをすると身体は治そうとして熱を出します
その自然な治癒反応を、アイシングで止めてしまっては治りが遅れるだけです。

🧊湿布の乱用にも要注意。痛くても、少しずつ動かした方が回復は早まります。

③ 「土踏まずサポート」のインソールはNG

多くの方が「扁平足=悪い」と思いがちですが、それ自体は“個人の足の特徴”であって異常ではありません。

むしろ、土踏まずの高いインソールで無理に形を変えることで、全身のバランスが崩れることの方が問題です。

❌インソールは「足指が使えるか」が大事
❌土踏まずが高い=良い、というのは大間違い
✅足の形は生まれ持ったものであり、治すものではない

ちなみに、世界のトップアスリートにも扁平足の方はたくさんいます(笑)。


【サポーター依存もNG】固定しない方が回復が早い理由

軽度の捻挫や筋肉の痛みに対して、すぐにサポーターやテーピングで固定する人が多いですが、「固定=治る」ではありません

むしろ、少しずつ動かしていくことで神経と筋肉が再び連動し、回復が早くなるのです。

よほど重度でない限り、「固定しない勇気」を持ってください。


【まとめ】その“当たり前”があなたの回復を遅らせているかも?

以下のような“常識”に、思い当たることはありませんか?

  • 試合前はしっかりストレッチ

  • ケガしたらすぐ冷やして、しばらく安静

  • 扁平足はインソールで矯正

  • 痛いならサポーターで固定

実はどれも、現場では通用しない間違いなのです。
正しい知識と対応が、選手生命を守る第一歩になります。


▼ 施術家よりひとこと

「ずっと信じていたことが、実は間違いだった…」

そう気づいた選手は、どんどんパフォーマンスが変わっていきます。
逆に、古い常識にとらわれた指導者のもとでは、選手の可能性が閉ざされてしまうこともあります。

身体は“連動”して動いています。
だからこそ、痛みがある場所だけにアプローチしても意味がないのです。

「どこを変えれば、すべてがつながるのか?」
それを一緒に探していくのが、私たちの役目です。