頸椎1番の重要性
2017年09月14日
上部頸椎の考え方
首には7つの頸椎という骨があります。
浜田山CAZU整骨院では、特に第一頸椎(アトラス)を整えることによって、自然治癒力を正常に機能させることができると考えています。
横から見るとこんな形をしています。
この第一頸椎が頭を支えており、この部分が傾いてしまっていたり、捻じれていたりすると顔が傾いて見えてしまったり、人によっては顔が曲がって見えてしまったりする方もいらっしゃいます。
第一頸椎を整えることによって、全身の骨格を整えるための土台を創り出すことが出来ると考えています。
前提条件として、この部分が整っていなければ身体を回復させるための働きが低下してしまっているために、いくら良い治療、施術を行ったとしても元に戻りやすい状態に変わりがないということです。
ただし骨をボキボキと鳴らす矯正は危険だと考えています。
本当に上手い先生はポキッと鳴らすぐらいの刺激でも全身のバランスを整えます。
全身をバキバキと鳴らすような矯正であれば、受けない方がマシだと思います。
音が鳴るたびに関節が劣化をしてしまい、関節に摩耗を引き起こしてしまいます。
それを繰り返していくうちに、関節が壊れてしまい、可動域が狭い状態になります。
そうなると全身の筋肉の働きも低下してしまい、筋肉の質も下がってしまいます。
筋肉の質が落ちてくると、筋肉量が落ちてきてしまい、最終的には・・・って感じです。
業界でもバキバキ系は一大勢力になってきていますが、本当に体の状態を考えた時には安全な施術を心掛けましょうと言いたいです。
話を戻しますね。
第一頸椎には脳幹部の延髄という部分が入り込みます。
脳幹部分については、当院に模型がありますので聞いてみてください。
この延髄部分で、呼吸・脈拍・体温・水分・ホルモン・睡眠・食欲などなどのコントロールを司ると言われており、カラダの司令塔が集まっている部分なんです。
この部分が傾いたり、捻じれてしまえば、どうなるのかイメージされてみてください。
少しのストレスでも全身に影響を与えると思いませんか?
この少しのストレスの積み重ねだと思います。
そのストレスを解消するために睡眠が必要だったりするのですが、この第一頸椎の軸が整っていないばかりに、脳幹の働きが低下してしまい睡眠の質が低下したりするため、どんどんと悪循環をおこしてしまうという仕組みです。
だからこそ脳幹部分の働きを正常化させる目的のために、第一頸椎は大切ですよ!と声を大にして言いたいです。
この部分を矯正後は頬杖を突いたりすると戻りやすいので注意してくださいね。
とりあえず今日はこれで失礼いたします。