野球肘 浜田山駅から徒歩2分 浜田山CAZU整骨院

2017年01月28日

野球肘(上腕骨内側上顆炎)

肘の内側が痛くなる。

主に屈筋と呼ばれる手首を内側に曲げる筋肉、回内(手首を小指側に捻る)などを頻繁に使用して痛めることが多いです。

重い荷物を持つ仕事の方や、野球やゴルフをする方に起こりやすいのが特徴です。

上腕骨外側上顆炎と言い間違えられる方が多いのですが、上腕骨外側上顆炎は肘の外側の痛みで、上腕骨内側上顆炎は肘の内側(内上顆)の痛みを主訴とします。

上腕骨内上顆炎になりやすい方は、主に手首だけで作業やスポーツをされてしまっている方に多いのが特徴です。

手首周辺の屈筋群、回内筋群を使い過ぎてしまうこと(オーバーユース)によって、これらの筋肉が異常収縮し付着部にあたる上腕骨内側上顆という部分を引っ張り、炎症を起こしてしまいます。

腕の使い方のコツ

肘を痛める方にはある特徴があります。

それは親指側で作業や動きを作ろうとしてしまうことです。

カバンやバックを持つとき、コップでも物を持つときに多くの方は、親指と人差し指に力を入れている方が多いです。

親指、人差し指はピンポイントで力を用いる場合には適していますが、より全体的に大きな力を発揮する場合は薬指、小指側が適しています。

以前、研修で教わったことなのですが施術をしている際に”人差し指”で相手を掴んでしまうと思うように施術効果を発揮することができないというものでした。

人差し指を使うことで、必要以上に相手にストレスを与えてしまっているのかもしれません。

子供や動物などと接するときなどは人差し指をあえて使わないようしてあげるとスキンシップがもっと上手になれるかもしれませんね。

なぜ小指側の方が全体的な力を発揮しやすいのかを考えた時がありました。

小指側で物を持ち上げようとすると、”肘が内側に向いて脇が締まる形”になることで肩甲骨と上腕骨がかみ合いやすく、筋肉に負担をかけないような位置関係になると気づくことができました。

ちょっとした腕の使い方、身体の使い方で肘などの関節部にかかる負担を軽減することができます。

浜田山CAZU整骨院では・・・

浜田山CAZU整骨院の施術では、屈筋群・回内筋群のストレッチをおススメしています。

その前提として背骨の柔軟性や肩甲骨の可動域、骨盤の使い方なども指導をしてお身体の使い方からアドバイスをさせて頂いております。

普段、使用頻度の高い手首や肘などは痛みが出たらすぐに治療を受けられてください。

痛みをかばうことによってお体全身のゆがみへと波及してしまうことが一番避けなければいけない事象です。

お気軽にご相談ください。

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この形は姿勢を改善するためにも必要な体操としてアドバイスをさせて頂いております。

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