赤ちゃんの成長と姿勢の秘密|腰椎前弯と大人に必要な学びとは?

2017年10月9日

はじめに

産後の骨盤矯正を通じて、当院には多くの赤ちゃん連れのママさんが来院されています。
日々感じるのは、赤ちゃんの成長にともなう身体の変化の大きさ

この記事では、赤ちゃんの姿勢発達から読み取れるヒントと、大人が学ぶべき視点についてお伝えします。


1. 首がすわる前と後で身体はどう変わる?

① 未成熟な首と浅い呼吸

首がすわる前の赤ちゃんは…

  • 手の力が弱い

  • 呼吸が浅い

  • 筋骨格の発達が未熟

② 首がすわると呼吸が深くなる

生後3ヶ月を過ぎて首がすわると…

  • 腕の動きが活発に

  • 呼吸が深くなる

  • 泣き声が大きくなる(肺機能の発達)

「泣く=トレーニング」。元気な泣き声は心肺機能の発達を表すサインです。


2. 「立つ」ことが成長の鍵|腰椎前弯の獲得

① 背骨のカーブは立って初めて完成する

  • 赤ちゃんが立つと背骨の「前弯」が形成

  • 特に腰椎の前弯は、下半身の筋力とバランス力に不可欠

② 歩くことで身体機能が一気に進化

  • 歩行は「人間の進化」を象徴する基本動作

  • 身体の安定性と機能が一気に向上します


3. 大人にこそ必要な「腰椎前弯」への意識

❗こんな症状があれば要注意!

  • 歩くスピードが遅い

  • 歩幅が狭くなった

  • つまずきやすい

  • 階段の昇り降りがつらい

→ それは「腰椎の前弯が失われているサイン」かもしれません。

❗腰痛があるなら、それは身体からのSOS

腰痛を放置すると…

  • 姿勢バランスが崩れ

  • 老化の進行を早めるリスク


4. マッケンジー体操で前弯を取り戻そう!

  • 腰椎の前弯回復に効果的なセルフケア

  • YouTubeなどでも簡単に検索可能

誰でもできる!1日5分の積み重ねが未来の健康を作ります。


まとめ

赤ちゃんの成長には、身体の発達や姿勢のヒントが詰まっています。
大人も自分の身体のサインに耳を傾け、腰椎前弯の回復=若々しい身体作りに取り組んでみませんか?