なぜ整骨院業界を選んだのか?浜田山CAZU整骨院 院長の想いと原点

2020年05月1日

なぜ整骨院業界を選んだのか?浜田山CAZU整骨院 院長の想いと原点

浜田山CAZU整骨院のホームページをご覧いただきありがとうございます。今回のブログでは、多くの患者様から聞かれる「どうしてこの道に進まれたのですか?」というご質問にお答えする形で、私自身のストーリーを紹介させていただきます。

幼少期の原体験:ケガから始まった「身体との向き合い方」

私は子どもの頃から外で身体を動かすのが大好きでした。ただ、好奇心旺盛だったこともあり、転倒や衝突で頭を打つこともしょっちゅう。文字通りタンコブだらけの少年でした。

中でも、忘れられないのが小学4年生のとき。草刈り後の鋭い茎が足裏から甲へと貫通する大ケガを負ったのです。草の茎といっても、田舎の環境では小枝のように硬く成長しているため、傷は深く、今でも左足の人差し指に変形が残っています。

この経験は、足の機能低下が全身のバランスに大きく影響するということを、身をもって学ぶきっかけとなりました。

学生時代:好きだったサッカーとの距離

ケガの後遺症から、次第に足首や腰への痛みが増え、大好きだったサッカーを思うように楽しめなくなりました。同じように膝や腰の痛みを抱えていた仲間たちも多く、「どうしてもっと早く良くならないのか?」という疑問ばかりが頭に残りました。

整形外科や整骨院に通っても「シップだけ」「安静にしてね」といった対応ばかりで、根本的な改善にはつながりませんでした。この経験が、「治るってなんだろう?」「本当に必要なケアとは何か?」と考える原点となったのです。

専門学校時代:決意と行動の3年間

同じように悩む人の力になりたいという想いから、スポーツトレーナー・柔道整復師を志し、専門学校へ進学しました。通っていたのは都内でしたが、実家のある群馬から毎日往復する生活。

午前中は地元の整骨院で研修アルバイト、午後は電車で2時間かけて学校へ。夜21時の授業終了後に再び2時間かけて帰宅し、日付をまたぐこともしばしば。途中、人身事故で帰れなかった日もありました。

正直、過酷な毎日でしたが、それでも「自分は本気でこの道を選んだんだ」という意志があったからこそ、やり抜くことができたと思います。

国家試験合格と、治療家としてのスタート

無事に国家試験に合格(230点満点中210点以上)し、研修していた整骨院グループに就職。2年目には大型ショッピングセンター内の整骨院立ち上げに携わり、スタッフマネジメント、経営、指導など幅広い業務を経験しました。

10名以上のスタッフと共に働くなかで、「チームで支える医療」「信頼関係の構築」がいかに大切かを実感。さらにその後、都内の整骨院立ち上げにも関わり、現場の第一線で得た経験を活かして独立を決意しました。

浜田山での開業:ご縁と覚悟

2014年3月、杉並区浜田山に「浜田山CAZU整骨院」を開業。この地は、かつて叔父・叔母がブティックを開いていた場所でもあり、私にとっても特別な思いがあります。

開業当初から掲げている理念は「患者様の健康と生命を第一に考える」こと。

そして「10年後の健康と笑顔を守ること」です。

一人ひとりの体の不調や痛みに寄り添い、未来の健康まで責任を持つという信念のもと、施術に取り組んできました。

「根本治療」とは何か?常に学び続ける姿勢

今では全国の専門家が集まるセミナーや研修に参加し、「その場しのぎの治療」と「根本改善」の違いをより深く理解するようになりました。

日々アップデートされる治療技術や神経科学、構造力学、筋膜・自律神経などの分野も学びながら、患者様に還元できるよう努めています。

また、志ある治療家たちとの交流からも多くの刺激を受け、「正しい医療情報を地域に届けることの責任」を強く感じています。

最後に:この仕事は「使命」です

私は、自分自身が経験してきたケガや痛み、治らなかった過去があったからこそ、患者様の痛みや不安に寄り添えると考えています。

痛みのない生活を取り戻すお手伝いをすること。それが私の仕事であり、使命です。

これからも、あなたの健康と笑顔のために、最善を尽くすことを誓います。

浜田山CAZU整骨院 院長 萩原