【季節の変わり目に注意】春先に急増する「ぎっくり腰」と「寝違え」の本当の原因と正しい対処法
2018年04月10日
春の陽気とともに気をつけたい、ぎっくり腰・寝違えの季節到来
春の訪れとともに、ようやく寒さも緩み、軽やかな気持ちで過ごせる季節になってきましたね。外を歩くのも気持ちよく、身も心もほっと緩んでいくような、そんな時期です。
しかし、実はこの春という季節、私たち整骨院の現場では「ぎっくり腰」や「寝違え」といった急性症状で初診の方が増える傾向にある、要注意のタイミングでもあります。
朝、突然の首の痛みや腰の激痛……それ、春の“ゆるみ”が原因かも?
春先にこんな経験、ありませんか?
- 朝起きたら突然、首が動かない
- 床に落ちた財布を拾おうと前かがみになった瞬間、腰に激痛が走った
「運が悪かっただけ」と思いがちですが、実はこれ、春ならではの身体の“ゆるみ”が引き起こしていることが多いんです。
春は“体のバランスを崩しやすい季節”です
以下のような春特有の変化が、身体に想像以上のストレスを与えています。
1. 服装の変化
冬の間に着ていたダウンコートや重ね着といった「重たい服」から、薄手の春物に一気に衣替えされますよね。
これまで服によってある程度サポートされていた姿勢が、急に“自力で支える”状態になることで、筋肉や関節にかかる負担が跳ね上がります。
2. 気温の上昇
冬の間、寒さによって常に緊張していた筋肉たちも、春の温かさで一気にゆるみます。その結果、日常のちょっとした動作でもケガを引き起こしやすい状態になります。
3. 環境の変化
春といえば新生活。引っ越し、模様替え、新しい職場など、生活の中で身体をよく動かす場面が増えるのもこの時期です。
特に、「意識しないレベルで続く小さな疲労(バックグラウンドの疲労)」が蓄積されやすく、ある日突然「ぎくっ」とくることがあるのです。
急性の痛みは“突然”ではなく“積み重ね”の結果です
ぎっくり腰や寝違えは、「ある日突然起こる災難」のように思われがちですが、
実際は、長年の姿勢の癖、筋肉の緊張、骨格の歪みなどが、 春の「活動量増加」をきっかけに“爆発”しただけなのです。
それは、ちょうどコップに溜まり続けた水が、ついに溢れ出すようなイメージです。
発症後48時間以内の対応が「未来」を分ける
ぎっくり腰や寝違えなどの急性症状が出たとき、最初の48時間が非常に重要です。
この間に正しい処置を行うことで、
- 炎症の拡大を防ぐ
- 症状の長期化を防止
- 再発予防のアプローチがしやすくなる
といった大きなメリットがあります。
「しばらく様子を見ようかな……」と思って放置してしまうと、回復に時間がかかり、慢性化してしまうリスクも。
なるべく発症後48時間以内のご来院をおすすめします。
一回で完治する魔法はありません。でも、治るステップはあります
私たち浜田山CAZU整骨院では、「1回の施術ですべてを解決する」ことをゴールとはしていません。
なぜなら、症状は“長年の蓄積”から起こっているものがほとんどだからです。
当院の施術ステップ
- カラダの歪みを整える
└ 骨格と筋肉のバランスを調整し、不調の根本原因をケアします。 - 整った状態を身体に覚えこませる
└ 正しい姿勢と動きを身体にインプットし、再発しにくい状態へ。 - メンテナンスで定着させる
└ 良い状態をキープするために、定期的なメンテナンスを行います。
これはまるで、曲がった木を真っすぐに育て直すようなプロセス。
時間はかかりますが、着実に変わっていくのを実感していただけるはずです。
春こそ、自分の身体と向き合う“リセットの季節”
環境が大きく変わる春。新しい出会いや生活のスタートに向けて、体調を整えるには絶好のチャンスです。
痛みがあっても「年齢のせい」「よくあること」と流してしまわず、ぜひ一度、身体の声に耳を傾けてみてください。
春は、これからの健康への第一歩を踏み出す季節でもあります。
ご予約はお早めに
ぎっくり腰や寝違えなど、春の急性症状でお悩みの方は、お早めに浜田山CAZU整骨院までご相談ください。
あなたの10年後の健康と笑顔のために、スタッフ一同、全力でサポートいたします。

