コツを掴むということ

2018年03月15日

骨で立つ重要性

先日、ある先生から「骨(コツ)を掴む」というお話をしていただきました。

日常生活でも「コツを掴む」という言葉は出てきますが、「骨を掴む」と変換することでイメージが膨らみました。

人間は骨で立てることによって、体の使い方が上手に、それも筋肉や関節への負担を軽減させながら動かすことができるという考え方です。

常に腰が痛い、肩こりが酷いという方は、この「身体のコツ」を掴めていないのかもしれません。

というか、殆どの方が掴めていません笑

この「コツを掴む」という考え方一つで、大きな気付きや施術のヒントが隠されています。

身体の悪い部分、負担が掛かりやすい部分を見つけ出そうとするときに、色々と検査などを行うのですが、その中でも背骨にどのようなアプローチをするかを決める際の検査が大変重要なんです。

もちろん負担が蓄積してしまっている肩こり、腰痛でお悩みの方は「コツを掴む」ためにリアラインコアなどを試されるといいと思います笑

背骨にしっかりと重力を感じていただけるように、立ったり座ったりしていただくと多くの方が、「ちょっと大変ですね」とお話をされます。

「ちょっとですか?」と聞き直すと「かなりです」とお話をされる方もいらっしゃるぐらい普段の姿勢が崩れてしまっている場合が多いということですね笑

普段の生活で「骨に体重を乗せること」が出来ていない人が多くいらっしゃるということでもあるんです。

各関節には「関節適合位置」みたいなものがあり、その位置が関節の運動軸を正しく使える位置でもあり、なおかつ骨に重心が乗りやすい状態だと関節が噛み合うことがケースが多く、そのまま「良い姿勢」にも見えるから面白いです。

だからこそ「正しい姿勢に誘導する」という必要性があり、「正しい姿勢で居続けること」が大変重要でもあります。

姿勢が良いということは、単純に肩こり腰痛に悩まされることが少なくなるというだけでなく、「関節や骨の劣化を防ぐ」という重要な意味を持っています。

アンチエイジングという言葉が世間でも一般認知されて、多くの方がケアに励まれていますが、関節や骨のアンチエイジングって言葉はあまり出てきませんね。

ぜひ良い姿勢を取り戻して、関節や骨に負担が蓄積しないように生活を見直されませんか?

そのお手伝いができると思っています。

ぜひ一度お試しされませんか?