痛みを基準にすると、不幸のスパイラルに入ってしまう——だからこそ“今”整えるという選択を
2018年12月27日
痛みを基準にすると、不幸のスパイラルに入ってしまう
痛みを感じた時、誰だって気分が沈みますよね。
私自身も先日、ジムでのトレーニング中に腰を痛めてしまいました。
たったそれだけのことなのに、その日は仕事にも集中できず、ついイライラ……。
「ああ、こんなことで不機嫌になるなんて」と思いながら、ふと考えました。
なぜ、人は“痛み”を感じると不機嫌になるのでしょうか?
「思うように体が動かないから?」「痛みの原因を誰かのせいにしたくなるから?」
その答えは一つではないかもしれませんが、確実に言えるのは、“痛み”は心身に影響を及ぼす強いサインだということです。
でも、これはある意味で「自分の体が今、助けを求めている」サインでもあるのです。
痛みを無視し続けた先にあるもの
中には、長年にわたって体をかばい続け、左右の筋肉のバランスが崩れ、関節の歪みがそのまま固定されてしまっている方もいらっしゃいます。
そういった状態になると、改善までには長い時間と努力が必要になってしまいます。
だからこそ、「痛み」は敵ではなく、体からの“優しい警告”なのです。
このタイミングで、少し立ち止まり、生活習慣や姿勢、身体の使い方を見直すことができたら…未来はきっと大きく変わっていきます。
予防は売れない?——それでも大切なこと
私たちの業界では、「予防の商品は売れない」と言われることがあります。
なぜなら、人は“これから起こるかもしれない未来のリスク”よりも、今困っていることの解決を優先する傾向があるからです。
たとえば「腰が痛くて仕事に集中できない」「肩が上がらなくて家事がつらい」という状態のとき、人は“今すぐどうにかしてほしい”と願うものです。
その気持ちは私たちもよくわかりますし、可能な限り即日の対応もしています。
でも、本当に大切なのは、「痛くなる前に整える」という考え方です。
ご予約に関するお願い
そのため、当日のご予約希望もできるだけ受け付けていますが、予約が混み合っている日には、どうしてもお受けできないことがあります。
また、キャンセルについてもお願いがあります。
当日キャンセルや無断キャンセルがあると、他の“本当に困っている方”の貴重な機会を奪ってしまうことにもなります。
実際に先日も「今日診てもらえて、本当に助かりました!」とおっしゃってくださった方がいました。
その一言を聞くだけで、私たちも救われる気持ちになります。
だからこそ、ご予約・ご来院に関しては小さなご配慮をいただけると嬉しいです。
“今”の選択が、10年後のあなたをつくる
痛みを感じたとき、そこから“体と向き合う時間”を持てるかどうかで、未来は大きく変わります。
それが10年後、健康で笑顔の絶えない毎日を送るための“分かれ道”になるのです。
予防や習慣づくりは、地味で地道なものかもしれません。
でもその積み重ねこそが、誰かの「人生を変える」一歩になると信じています。
私たち浜田山CAZU整骨院は、これからもその一歩をサポートし続けます。

