期間、回数を重ねること
2017年05月24日
身体を変化させるために必要な期間
ターンオーバーって聞いた事ありますか?
今回、お話をさせていただきたいのは、お身体が変化するために必要な期間、回数についてです。
ちなみにターンオーバーで検索すると、グーグルだけでも約 2,600,000 件がヒットします。
代謝回転ともいうそうです。
組織レベルのターンオーバーの例として、例えばヒトの表皮細胞は基底層で形成され、約28日かけて角化し、角質細胞になり最後は垢として剥落する。組織のターンオーバーに要する時間は、一般に個体の老化とともに増大する。(Wikipedia参照)
表皮細胞とは皮膚のことですね。
皮膚は約28日周期で生まれ変わります。
その他の細胞も時間とともに、少しずつですが変化しています。
筋肉や肝臓などでは60日周期
心臓では22日周期
胃腸では5日周期
と言う感じで、細胞分裂が行われ、古い細胞が新しい細胞に入れ替わっています。
機能を高めたいと思ったら、まずは3か月間頑張って運動や体操を続けてみましょう。
やっぱり回数が大切
最近、来院していただいている方のお悩みを聞いていると訴える症状に似通った点があると感じました。
頭痛、めまい、吐き気、肩こり、背中の痛み、腰痛などです。
10年ほど前よりも明らかに増えています。
こういった症状で悩まされている方の多くが、昨日・一昨日から出てきている症状ではなく、2年3年、酷い方だと5年、10年と悩まれている方がいらっしゃいます。
何もしていなかった訳ではなく、マッサージや整体には通われたことがあるということです。
しかし、通っていた時はいいのだが、通院間隔が空いてしまうとぶり返してしまうということでした。
そういった方には、身体も消耗品だという認識を持っていただけるとありがたいと思います。
使用頻度、強度、疲労を感じたとしたら、休んであげたり、整えてあげてもらいたいと思います。
こういった施術や矯正を受けていただくために覚えておいてほしいのですが、期間や回数などは、とても大切です。
初診から1か月後も矯正して維持することが出来るというのは、なかなかありません。
正直、今の自分の実力では無理です。
1回の施術、矯正にそれだけの負荷をかけてしまうことも怖く感じます。
長年、悩みを抱えていらっしゃる方は、症状も固定化してお身体を変化させるためには、刺激量よりも、期間×回数が大切です。
どんな治療法でも、まずは2週間ぐらいの間に3回通院されてみてください。
担当者との相性などもありますので、無理にとは言いません。
3回受けてみて変化を感じなければ、他のところに通ってみるのもいいと思います。
自分も色々と治療法を受けた経験からなのですが、なるべく短期間(2週間ほど)で3回施術を受けてみると、変化を感じることが多く、負担にならずに通院できるかなといった印象です。
自由診療のご提案
当院では、ほとんどの方に自由診療でのご提案をさせていただいております。
健康保険内での施術では、捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)といった急性期のケガのみ対応できる仕組みとなっており、多くの方のニーズに応えることが出来ないと思っているからです。
慢性的な腰痛、肩こり、頭痛、姿勢改善のための矯正などは完全に自由診療での範囲になります。
常に求められているニーズに対して、商品を提供できるように様々な情報をかき集めていきたいと思っております。