冬の季節の身体の変化 浜田山CAZU整骨院 浜田山駅から徒歩2分
2016年12月23日
身体の中で起こっていること
とにかく冷えるこの季節は、無駄なエネルギーをなるべく消費しないように省エネ体質になりがちです。
体の機能が抑えられ、新陳代謝の低下やホルモンバランスの乱れが起こりやすくなり、気持ちも落ち込みやすくなります。
人間も動物ですので、栄養やエネルギーを蓄える性質があります。
寒さからくる冷えなどから、体を温めて血行を良くしましょう。
血行不良を起こすことによって新陳代謝が落ち、身体の免疫力低下が起こります。
冷えて寝つきが悪くなる時期、湯たんぽなどで布団を温めてあげてください。
一方、寒いことは悪い面だけではありません。
頭がよく働く時期なので、仕事や勉強が捗る時期でもあります。
頭部を冷やすこと=性能を高める効果があります。
脳を使いすぎて疲れると、熱を持ちます。
脳の栄養と酸素は血液によって運ばれていますので、使えば使うほど、脳を流れる血液の量も増えます。
頭を冷やすには鼻呼吸がとても大切です。
鼻呼吸で脳を冷却することが性能を高めることに繋がるんです。
鼻呼吸が出来ない人、苦手な人は要注意ですね。
鼻呼吸の仕組み
冷却されにくい頭部の中心を内部から冷却するのが鼻の役割の一つです。
鼻の粘膜や鼻の周囲には静脈が網目状に発達し、脳や顔の深い部分から戻ってきた温度の高い血液が静脈を流れます。
静脈が網目のように分岐することで血管の表面積が増え、流れる血液の速さが遅くなることで放熱しやすい構造になっています。
鼻の粘膜も複雑に折れ曲がる形をしており、表面積を増やし、ラジエーター(熱交換器)の構造を作っています。
体調管理のポイント
もし脳が疲労したな。。。と思ったら、目に温湿布をするなどしてリラックスできる環境を作る事が大切です。
季節の変わり目にひく風邪は、実は体をリセットできるチャンスでもあります。
デトックスするためには体熱を生み出して細胞を活性化することで免疫力を高めることができます。
休みの日などに風邪を引いた場合には安易に解熱剤などを用いらずに自身の回復力を信じてあげてください。
*40℃近くの熱が出た場合には、すぐに解熱剤を飲んでくださいね。
風邪をひいたときはゆっくり休んで体調を整え、新しい季節に備えましょう。
風邪薬が風邪を治すのではなく、あくまでも自身の免疫力を助ける役割だと覚えておいてください。