ひざ下を緩めるって大切【浜田山CAZU整骨院】
2017年07月14日
ふくらはぎは第二の心臓
ふくらはぎの筋肉って大切です。
この部分(下腿三頭筋=腓腹筋外側頭、腓腹筋内側頭、ヒラメ筋)で血液を心臓に戻すためポンプの働きを行ってくれています。
静脈瘤になってしまう方は、踵の骨が傾いてしまって腓腹筋の外側頭、内側頭が上手に使えずに負担が蓄積してしまっていたり、重心が崩れて前のめりになっていることによって常に筋肉を固めている、緊張をさせている状態でいるとポンプ作用が機能せず血管などに負担がかかってしまいます。
筋肉は骨に付くのですが、この付着している部分や筋肉の形が大切なポイントになります。
関節の動きを作り出しているのが筋肉です。
筋肉の形によって働き方が決まります。
筋肉の形状を3次元的にイメージすることって大切です。
ふくらはぎの筋肉を貼らせていただきます。
後面から見ている図
内側から見ている図
外側から見ている図
ふくらはぎの筋肉だけを見てみると、内側と外側で走行しているラインが違うのがわかります。
これは脛骨、腓骨という二本の骨によって下腿部(ふくらはぎ)が構成されていることによって筋肉の走行も変わってきています。
ちょっと伝わりにくいかもしれませんが・・・
内側は骨性支持、脛骨によって体重を支えることを得意としています。
外側は筋肉による運動を優位に働き、機能面に特化しているような形になっています。
特に腓骨は足関節の底背屈運動(足首を反らす、足首を下げる動き)に伴って、背屈時に外旋、底屈時に内旋という動きを作り出しています。
足首を捻挫してしまって、関節の動きがスムーズに回復できない場合などは、この腓骨の内旋、外旋という動きが制限されてしまって固定化されているケースがあります。
足首の動きが悪いなぁって感じている方は、なるべく早期に施術を受けられることをおススメいたします。
放っておくと全身のバランスを崩してしまう原因にもなりかねませんからね。
足首のバランスが崩れている方の多くに、この下腿部の捻じれが生じてしまっています。
この脛骨、腓骨の動きをイメージしながら動きをサポートするだけでも筋肉は一気に柔らかくなりますよ。
筋肉が柔らかくなることによって、関節の機能面が高まり、構造も整えられます。
ぜひ、ひざ下を整えて全身のバランスを整えましょう!
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