治療コンセプトの再確認

2017年02月28日

丸の内での研修

先週の日曜日(2月26日)は都内で研修セミナーを受けてきました。

そこの研修は規模も大きく、多くの整骨院経営者が参加されていました。

およそ100名前後が参加されていたと思います。

今回も多くの情報に触れることで、気づきを得ることが出来ました。

感謝しております。

東京駅前のビルです。20階以上の高さだと人間も豆粒の様に見えますね。

有楽町方面をスマホで撮ってみました。

気づきに感謝ですね。

学んだこと

今回はマーケティング、システムについて深く学ぶことが出来ました。

特に当院の矯正テーマでもある根本治療についての、治療コンセプトを基にした治療計画の立て方、説明の仕方などを学ぶことが出来ました。

ありがたいことにCAZU式骨格矯正をさせて頂いている中で、多くのお客様からお喜びの声を頂戴しております。

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しかし、ある程度症状が改善するとお客様本人が「もういいのかな」と思ってと通院を辞められてしまうケースが多く見受けられました。

久しぶりに来院された方から聞いたら、同様のケースが多数あったので「これではいけない!」と危機意識をもって、今回のブログに書かせていただきました。

症状が良くなった = 状態の改善ではありません!

症状が改善したからと言って、状態が良くなったとは言えない。

あくまでも根本改善までの途中経過だということを、皆様には知っておいてもらいたいと思います。

確かに皆様の中には、今の症状だけ良くなればいいと考える方も一定数はいらっしゃるかと思います。

しかし、それを何度か繰り返してしまうと症状が固定化してしまい治りづらいお身体になってしまうという事実があることを皆さんは知りません。

脅しでもなんでもなく、実際に身体は痛めた症状を覚えてしまっています。

潜在的に恐怖として覚えてしまっているので、また痛みが出てしまった場合にはより一層頑固な状態で再発させてしまうんです。

初診時の対応

説明不足で皆様にご迷惑をお掛けするぐらいであれば、最初の段階でしっかりと細かいところまで説明をさせて頂ければと思います。

当院でも全8回に分けてインフォメーションでお渡しをさせて頂いたりしておりますが、その前に通院を止めてしまっている方がいらっしゃる事実があるので、今後対策を練りたいと思います。

「もう難しい話はいいから、マッサージして」って方は当院では施術・矯正をお断りさせていただきます。

経過を診れない症状ほど、コントロールしづらいものはありません。

お互いに無責任でもあります。

お身体に良い状態をクセ付けさせる。

自分自身の回復力で状態をコントロールできるタイミングまではお互いにリスペクト出来るような関係作りをさせて頂ければと思います。

ギックリ腰

今日、久しぶりに来院された方も3、4週間前にギックリ腰で来院されて以来の矯正でした。

矯正をさせて頂いて、どれくらい変化をしたのかの評価が出来ないような状態では経過をみる事すらできません。

正直、困ります。

矯正をして評価をすることによって、次へのステップを刻むことができます。

1日で症状が変化することもありますが、2日ないし3日空けて通院していただくことで、その方の回復力なども見極めさせていただいております。

今日も矯正していきますね。

今日は関節に動きをつけていきますね。

今日は電気治療で痛みを抑えていきますね。

など色々と考えながら矯正などの組み立てを行っております。

1回で改善したよ。という方も時にはいらっしゃいますが、それは矯正のやり方などが良かったのではなく、たまたま刺激量がその方に合っていたということだけです。

もちろん自分たちもプロなので、刺激量をその方に合わせようと調整はさせて頂いております。

それでも一人一人お身体の状態、許容量は違います。

もちろんお身体の回復具合も異なります。

同じように矯正しても、大きく改善される方もいらっしゃれば、あまり変化をされないような方もいらっしゃいます。

だからこそ1回目の矯正を目安にさせて頂きたいんです。

いきなり2週間も3週間も通院が空いてしまうような方は正直困ります。

症状の固定化

ギックリ腰などは何度も繰り返してしまうと、痛みにより症状が固定化してしまい矯正を行っても状態が変化をしないこともあります。

ギックリ腰の痛みが矯正力よりも刺激量として上回ってしまっている場合に起こってしまうケースです。

特にファセット症候群と呼ばれる状態になってしまうケースもありますので注意が必要です。

どんな矯正法でも刺激量が、その方に合っている状態であればお身体に変化を起こすことが出来ると考えております。

老若男女、お身体の構造や機能はバラバラです。

一人として同じような症状、状態はありません。

刺激量は強ければいいというものではありません。

強ければ反動で体調を崩すこともあります。

俗にいう揉み返しのような症状がそれですね。

基本的に筋肉量が少ない女性に多く見受けられます。

それだけではなく、皮膚の柔軟性や姿勢、重心など様々な要素が複雑に絡み合ってお身体の許容量を決めています。

それに合わせて矯正・施術を行っていますので終了後は少しお昼寝できる時間を作っていただけるとお身体の回復も早まりますよ。

気になることなどがあればお気軽にご相談ください。