下肢静脈瘤 浜田山駅から徒歩2分 浜田山CAZU整骨院

2017年01月18日

下肢静脈瘤

特徴として足がだるく、こむら返りを起こす。

ふくらはぎの血管が青くボコボコ浮き出て見える。

下肢静脈瘤は女性に多い疾患です。

30代以上の女性の6割が罹患されているという統計があります。

特に妊娠中などに重心バランス、ホルモンバランスの変化で起こりやすいとも言われています。

常に足がだるく、夜中にこむら返りなどを起こしてしまい足がつるという方は注意が必要です。

ふくらはぎのポンプ作用

ふくらはぎの筋肉は下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)というものが存在します。

ふくらはぎ 肉離れ

このふくらはぎの筋肉が伸びたり、縮んだりすることによって血管を圧迫し、血液を押し出すような働きを持ち下半身の血流を滞らせずに心臓に戻す働きがあります。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる所以です。

心臓から全身に酸素濃度の高い血液を送る血管を動脈といいます。

この時の心臓のポンプ作用の事を血圧と言います。

全身から心臓に二酸化炭素濃度の高い血液を戻す血管を静脈と言います。

ふくらはぎの筋肉が上手に使えない状態(ヒールを履いていたり、つま先歩きなど)だったりすると血液がふくらはぎの力で心臓に戻せない状態になってしまい、静脈に負担がかかってしまいます。

この静脈は血液を心臓へと送り返す役割を担っていますが、脚の静脈は心臓から最も遠くにあるために、心臓のポンプ作用が行き届きません。

そして足の静脈には動脈にはない特別な働き、仕組みがあります。

知ってください下肢静脈瘤、ここに詳しく書かれているので参考にされてくださいね。

人間は立って歩く動物なので、足の血液は重力に逆らって下から上に心臓にむかって流れます。

この血液の流れを「静脈還流(じょうみゃくかんりゅう)」と呼びます。

そして静脈にある特別な仕組みは、静脈弁というものです。

静脈の中には静脈弁があり、血液が心臓に向かって流れるときだけ開くようになっており、血液の逆流を防いでいます。

静脈弁は、静脈の内膜が膜状に突出したもので、非常に薄く壊れやすくなっています。

静脈弁がなんらかの原因で壊れると「下肢静脈瘤」を引き起こします。

 

ちなみに下肢静脈瘤は表在静脈におこり、深部静脈にはおこりません。

目に見える部分のみ起こる現象なんです。

立ち仕事でも、ほとんど脚の筋肉を使わない状態=棒立ちの状態が脚の静脈に負担をかけることに繋がります。

美容師さん、理容師さん、調理師さん、板前さん、販売員さんなど接客やサービス関連の方が多いですね。

対策

ただ単純にふくらはぎをマッサージすればいいというものではありません。

ふくらはぎの下、足関節のねじれや足裏の使い方などを矯正することでふくらはぎのポンプ作用がグッと良くなります。

特に進行途中の下肢静脈瘤はふくらはぎのマッサージをしてしまうことによって悪化させる危険性もあります。

気を付けましょうね。

 
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